後編】今後の婚活市場にマッチした恋愛観とは

「結婚=幸せ」ではない時代の“ほんとうの幸せ"とはなんなのか。鋭い視点とソフトな語り口で現代の恋愛を斬る恋愛総研、別名ラブラボのカリスマ所長・プロフェッサー衣良が提案する明日へのヒントとは? 直木賞作家・石田衣良が提案する、大人の女性のための人生と恋愛のルール『傷つきやすい私たちが幸せになる方法』(PHP文庫)の刊行を記念して、特別座談会を公開します。後編は、ろくな男子がいないのではと嘆く助手のS美に、石田所長が望んでいる理想の未来に一歩近づけるよう、日本の恋愛市場を読み解きます。
所長・石田衣良 酸いも甘いも経験し尽くした恋愛プロフェッサー。

助手T郎 自他共に認める肉食系男子、35歳独身。合コン大好き!

助手S美 恋に仕事にいそがしい28歳女子。職業柄、お堅く見られるのが悩み。

前回は、一刻も早く幸せな家庭を“次の相手”と築きたいと焦る助手S美に対し、石田所長は、“次の次の相手と……”と程度に、ゆとりを持ったほうがいいと言います。そして、先入観を持たずに恋愛をしてみたら意外と道が開けることもあるという、その真意を助手S美は問いただします。

石田所長 つまり、いままでそれなりにお洒落をしてお行儀よくやってきたつもりでも、それが必ずしも男性にとって魅力的な演出であったとはかぎらないということ。現在のスタイルで今日まで結果が出なかったのであれば、それを自らアレンジしてみたり、あるいはあえてくずしてくれるような相手と付き合ってみるのもいいかもしれないよ。

助手T郎 実際、ダイエットなんかもそうですけど、女子がめざす理想のプロポーションというのは、男から見たらガリガリで物足りなかったりもしますよね。自分の理想よりも、ぼくら男の側の理想をめざせばいいのにとよく思います。

石田所長 そういうこと。何事にもギャップというのは絶対に存在するわけだから、あまり自分の価値基準を守りすぎるのはもったいない。時には親しい仲間と集まって、自分の恋愛遍歴や恋愛観をあらためてチェックしてみても面白いかもしれないよ?

助手S美 それは、反省会みたいなものですか?

石田所長 そうだね。これまで異性とどう向き合い、どういう基準で恋愛をし、恋人とどう付き合ってきたのかおさらいしてみる、とか。そこに他人の客観的な意見をフィードバックさせることで、いろんな発見があるんじゃないかな。「ああ、自分はいつもこのパターンで失敗しているんだな」とか、「自分が好きになってきた男性は、世間からはこう見られていたんだな」とか。

助手T郎 単純に、酒の肴として楽しそうなイベントでもありますね(笑)。

助手S美 たしかに、ふだんの女子会でのトークとはまたちがって、新鮮かも。

石田所長 これまで自分が付き合ってきた人たちの長所と短所を冷静に分析してみると、自分が狙うべき男性像も変わってくるかもしれない。

助手T郎 年齢や経験とともに、じつは自分の好みも変化しているかもしれないですもんね。その誤差を修正する意味はおおきいかも。

優勝者を決めるには、まず予選から

助手S美 ちなみに、まったくモテないわけではないけど、寄ってくるのは好みからかけ離れた男性ばかり、という悩みもよく耳にします。こういう女性についてはいかがですか?

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石田衣良の恋愛総研

石田衣良

カリスマ所長・プロフェッサー衣良が、鋭い視点とソフトな語り口で現代の恋愛を斬る恋愛総研、別名ラブラボ。あなたもちょっと立ち寄っていきませんか? 明日へのヒントが、見つかるかも。

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コメント

jisama 石田さんの言ってることが流しで買えというようにみえてしまった。いや、BOX買いか。 https://t.co/88yr0B1ung 4年弱前 replyretweetfavorite

GeeeeN2525 お腹見せないとね 4年弱前 replyretweetfavorite