第5回】各国でハッキリわかれる人気投資物件

日本の不動産に対する中華系富裕層の国別投資スタンスの違いとは。

 積極的に日本の不動産へ投資している国・地域といえば、前出のシンガポール、香港、台湾に加えて中国本土、マレーシアといったところが挙げられるが、国・地域ごとに人気の物件はハッキリと分かれている。


  例えば、シンガポールと香港は、共に都心の億ションが好きで、「一番人気の住所は六本木。ここが最高級の街だという認識」(水野事業部長)という。さらに、賃料収入ではなく、物件の値上がりを期待するキャピタルゲイン狙いが基本となっている。

 正反対なのが中国本土だ。資産の持ち出し規制が厳しいため、投資額は少額になりがちだが、投資地域は「高田馬場や日暮里など山手線の北側が多い」(都内の中国系不動産会社幹部)という。要は、割安で利回りが高い地域ということ。完全なる実利主義なのだ。

 同社は顧客の半分近くが中国政府や国有企業関係者という“公人富裕層”だ。

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日本に押し寄せる世界の富裕層マネー

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米国、中国、欧州、シンガポール、香港、台湾、マレーシア……。世界中の富裕層マネーが日本に押し寄せている。彼らはこの日本でいったい何を買っているのか。日本人は長過ぎたデフレのせいで気づけていないだけなのかもしれない。実はこの島国にこそ宝...もっと読む

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