道徳の時間

小林よしのり vol.4 先生は政治家にならないんですか?

未来社会をサバイブする岡田斗司夫さんが、 ゲストとともに様々な事例を引用しながら、 現代の「道徳」について考えていきます。 小林さんとの対談も最終回。国民ひとりひとりを「大衆」の洗脳から解放したいという小林さんが政治家になる日はくるのでしょうか?

小林 やっぱり前提となる経済をどうにかしないと、日本の道徳はどうにもならない気がするよね。

岡田 うんうん。

小林 わしが脱原発を主張しているのも、結局いまの生活様式や経済のあり方を変えたいというのがあるんだよ。再生可能エネルギーの実用化を進めて、産業構造を転換する。脱原発をきっかけにして、雇用を国内で生んでいくシステムに変えたほうがいいと思っているから。国内の雇用が増えれば、若者たちも明日が見えるようになる。そうすると、道徳の基準が変わってくるし、共同体も再生されるはずなんだよ。

岡田 おもしろいですね。雇用を通して、共同体の再生を考えるのか。
 小林先生は道徳を語ることが難しいとおっしゃっていましたけど、すごく充実した対談になっていると思います。教育論も語ってくださったし。もう都知事になってほしい。

小林 やだよ。

岡田 都知事になって道徳の教科書を書いてほしい。いや、知事が教科書を書く訳ではないのはわかっていますが、石原慎太郎って、たぶん自分で道徳の教科書を書けると思っていますよね。自分が公の道徳をつくれると思っている。だから、都知事になれたし、続けられた。僕らはそうじゃないから、逃げるわけですよ。

小林 いやいや、石原慎太郎はさ、小説家として才能がないから都知事になったのよ。

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道徳の時間

岡田斗司夫

評価経済など新しい資本主義が加速しはじめた21世紀。 そんな新時代の「道徳」とは、一体どんなものでしょうか。 未来社会をサバイブする岡田斗司夫が、 ゲストとともに様々な事例を引用しながら、 現代の「道徳」について考えていきます。 (月...もっと読む

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