恋の数だけハッピーエンドがある

プレイボーイ」って本当はどういう意味?

ハーレクイン作品には数多くのプレイボーイ・ヒーローが登場します。日本では、プレイボーイというと「遊び人」「女好き」など、あまり良くないイメージがありますが、じつは本来の意味は少し違って……。今回は、傲慢でセクシーなプレイボーイ・ヒーローの虜になったヒロインの物語をご紹介します。

【ハーレクイン豆知識:プレイボーイ】

池澤春菜さんのコラム連載でも『プレイボーイに魅せられて』に登場するどこか憎めないちょっとおバカなプレイボーイを取り上げて頂きましたが、ハーレクイン作品には数多くのプレイボーイ・ヒーローが登場します。日本でプレイボーイというと「遊び人」「女好き」等の良くないイメージを持たれる方が多いと思いますが、本来のプレイボーイという言葉には恋愛に関することだけでなく、多趣味な男性や多才な男性といった意味合いも含まれており、「魅力的な男性」というニュアンスが強いようです。

【作品紹介】

『婚約指輪についた嘘』

“世界で最もセクシーな男性10人”として雑誌で紹介された大富豪デヴォンを、サラはうっとりと見つめた。 このカフェで落ち合ったのは、彼から突然連絡を受けたからだった。 でも、いったいどんな用件かしら。いぶかしがるサラに彼は座るなり切りだした。「君の妹に家宝を盗まれた。これが証拠だ」 差し出されたスマートフォンの動画には、妹の姿が。ああ、まさか。 彼は、妹を守りたければ自分の婚約者役を演じるようサラに迫った。 低俗な記事のおかげで失った取引相手の信用を回復するには、 王家の末裔—カルレンブルク大公妃の孫娘サラが適任なのだと言って。 あまりにも話が一方的だわ。そう反論しようとした彼女をデヴォンはいきなり抱き寄せ、唇を奪って……?!


侮蔑の表情がサラの顔にはっきりと表れ、デヴォンは胸を刺し貫かれるような痛みを覚えた。ちょうどそのとき、視界の隅で何かが動く。別のテーブルに赤毛の美しい女性が案内されたところで、彼女はデヴォンを見るとすぐそばで足を止めた。

「あなたのことは知っているわ」

彼女は小首をかしげ、顎に人さし指を当てた。

「どこで会ったのかしら?」

「思い違いじゃないのかな」

デヴォンは礼儀正しく答えた。

「そうかしら? わたしって絶対に忘れないたちなのよ……人の顔や」

彼女が口元に笑みを浮かべる。

「形のいいヒップは」

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恋の数だけハッピーエンドがある

ハーレクイン・ロマンス

数々の恋愛小説を世に送り出し、女性たちに癒やしを届けてきたハーレクイン・ロマンス。なんと、これまでに出した全ての小説は必ずハッピーエンドを迎えるのだとか。今回はそんなハーレクインの日本上陸35周年を記念して、人気の35作品の見どころを...もっと読む

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