どうしても苦手な人への正しい接触法

どうしても馬が合わない「嫌いな人」がいたら、あなただったらどうしますか? 当然、関わらないのが一番でしょう。しかしそうも言っていられないのが仕事の現場。目的実現のために関わらざるを得ない人がいたら、どう接するのがいいのでしょうか。『頭に来てもアホとは戦うな!』から、明日から早速実践できる効果的な方法を紹介していきます。

仕事では、どこにも敵をつくってはいけない

対人関係を捉えるときに知っておいてほしいのは、まず「敵」という発想はいらないということだ。誰かを「敵」と思っていいのはスポーツをやるときくらいだと思う。実社会で敵なんか作らないほうがいいに決まっている。

私も今、敵なんていない。全員が味方ではないし、ライバルはいるが、敵ではない。ライバルも味方にできるし、そうすればいい。

敵とは排除する発想からきているもので、そもそも心が狭いし、そうした相手を作っていいことは一つもない。親分肌で自分のグループを作りたい縄張り争いが好きな人が、自分のグループの結束感を強めるために敵を必要とし、わざわざ作る場合があるが、変化の激しい時代には、固定的な付き合いを深くするより、誰とでも柔軟に付き合っておくのがベターだ。

固定的で閉鎖的な付き合いより、広く誰とでも付き合うことで、風見鶏とか八方美人とか言われるかもしれないが、勝手に言わせておけばいい。そのほうがより正しいネットワーキングの仕方だと思うので名誉に思おう。

敵とか苦手などと思っている人がいたら、そのほとんどは人生経験の不足が招いた勝手なイメージからくる「食わず嫌い」のようなものだ。人生経験が増えれば人の好みも変わるし、人に対する深い理解も増してくる。人に対する寛容度も経験と比例して増えていく。

敵と思ってしまうほど苦手意識を感じる相手でも、飛び込んで付き合ってみれば、意外とそれほど嫌いにはなれない相手だったりする。そもそも、たった一度の貴重な人生を謳歌したいときに、積極的に人を嫌いになる理由はない。無理して好きにならなくてもいいが、わざわざ嫌いになって敵と思う必要もないのだ。

きまずいときこそ、無理にでも話しかける。しかしそれにはコツがいる

もし、あなたに自分の目的達成のためにどうしても味方にしたい人物がいるとしよう。しかし、その人がどうしても折り合いのつかない人物だったら、どうすべきか?

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頭にきてもアホとは戦うな!

田村耕太郎

むやみやたらと足を引っ張ってくる人。権力を振りかざし、あなたの意見をつぶそうとする人。あなたのまわりにいるこんな人に、毎日イライラした覚えはありませんか。こんな人たちを「アホ」と定義する政治家の田村耕太郎さんがアドバイスするのは……「...もっと読む

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コメント

fu4 この本、面白かったです! https://t.co/8XL4SPcLEa 2年以上前 replyretweetfavorite

tamaten_ なるほどね。深い内容だった。 4年弱前 replyretweetfavorite

gssmjp "究極の手段だが、その相手に「その人から受けている嫌な行為への対処方法」について相談するのが効果的だ。つまり相手がやっている行為を、ほかの人がやっている嫌がらせだとして、相手にその嫌がらせへの対処方法を聞きに行くのだ。" https://t.co/3h3TGo2KtU 4年弱前 replyretweetfavorite

gssmjp "そもそも、たった一度の貴重な人生を謳歌したいときに、積極的に人を嫌いになる理由はない。無理して好きにならなくてもいいが、わざわざ嫌いになって敵と思う必要もないのだ。" 4年弱前 replyretweetfavorite