好きな物を食べて早死にする自由

肥満、高血圧、糖尿病といったさまざまな生活習慣病。日本の場合、こうした生活習慣病にかかると、医者による細かな栄養指導が待っています。しかし、この栄養指導、イギリスではずいぶん勝手が違うようです。それはイギリスにおける「食」に対する姿勢と関連しているそうで……。「食」から見る、日本とイギリスの「個人」観の違いとは?

前回はおかずに砂糖を使う土地と、使わない土地の対立を説明しましたが、何を食べるかということは、その土地で個人の考え方というのをどのように扱うかという哲学的な命題にも表れるものであります。

さて、ワタクシがそれを強く感じたのは、栄養指導の違いに関してでありました。

日本だと誰かさんが肥満だったり、高血圧だったり、糖尿病だったりすると、かなり細かい栄養指導があるのが普通です。それは学校の保健室からだったり、医師からだったり、栄養士さんからだったりします。社員食堂や学校給食のメニューには事細かにカロリーや栄養成分が記載されていることも珍しくありません。糖尿病患者には食事の指導を受けるために教育入院なるものがあります。高血圧患者さんの場合は、塩分をキチンと制御できているかどうか、医師が細かくチェックします。

しかし、ところ変われば考え方も変わります。こんな細かい指導をやっているのは日本だけかもしれません。

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海外居住経験、職業経験をもとに、舌鋒鋭いツイートを飛ばしまくっているネット界のご意見番・May_Romaさん。ときに厳しい言葉遣いになりながらも彼女が語るのは、狭い日本にとじこもっているひとびとに対する応援エールばかり。日本でしか生き...もっと読む

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ksanada 数十年前に長野県民が減塩運動出来たのは戦中の全体主義の残り火だったんだろうな…今はもう無理だろう 4年以上前 replyretweetfavorite

b_utter お節介が日本の優しさでもあり欠点でもあり… 4年以上前 replyretweetfavorite

kmiya_69 各種ウェアラブルデバイスの登場でこれからどう変わるか興味深いところです 4年以上前 replyretweetfavorite

chieko_hk 不思議なのは元英国で大雑把な香港人が長生き…あの人達とバイキングに行くと呆れるからマジで〜 4年以上前 replyretweetfavorite