仁義なき「肉」戦争

さまざまな国におもむき、その国の食事を食べてきたMay_Romaさんは、食文化の違いが招く悲劇にもたくさん出会ったそうです。今回は、日本と他国における「ごはん」と「オカズ」の位置づけの違いが招く誤解やトラブルをご紹介します。

前回のコラムでは、ヒルトンホテルの和朝食バイキングで、佃煮をナゾータワー(※)のごとく盛りつけてモリモリ食って激怒するガイジンさんのネタを引き合いに、日本食って実は食べ方が結構難しくて、食べ方を知ってる人ってあんまりいないのよ、というのをご紹介しました。

※ナゾータワー:「黄金バット」に登場する円錐状の要塞。

さて、日本とよそ様の国の「食べ方」に関して、紛争勃発のネタになるのは、何も三角食べとか、口内撹拌文化の有無だけじゃないんです。

前回までのコラムでご紹介したように、日本食というのは、多めの炭水化物を、味付けが濃いめのオカズや漬け物や佃煮でさくさくっと食べるというのが基本になっているわけです。炭水化物、すなわち米や麺を味わうのが重要であって、オカズももちろん重要なわけですが、かといって、オカズで腹を満たすわけではなく、重要なのは炭水化物です。したがって、オカズの量というのは必然的に少なくなり、少ないのでちょっと濃いめに味をつけて、楽しむことになるわけです。

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海外居住経験、職業経験をもとに、舌鋒鋭いツイートを飛ばしまくっているネット界のご意見番・May_Romaさん。ときに厳しい言葉遣いになりながらも彼女が語るのは、狭い日本にとじこもっているひとびとに対する応援エールばかり。日本でしか生き...もっと読む

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コメント

furu0902 食べ物だけでも、こんだけ違うんだもんなぁ〜 4年弱前 replyretweetfavorite

abm 日本人はご飯を食べるためのオカズだけど、外国はオカズがメインで炭水化物はつけ合わせ 4年弱前 replyretweetfavorite

bakkieee やっぱり解説が必要だよねww 4年弱前 replyretweetfavorite

kay_aya 食べるものだけでなく食べ方の違いによる異文化の理解の仕方。面白い♪| 4年弱前 replyretweetfavorite