8 顧客ロックイン戦略 (戦略基礎)
◇本来の意味◇
顧客ロックイン戦略とは、企業が顧客を囲い込み、長期的に良好な関係を築くために、顧客を自社の製品やサービスから離れられない状態に誘導すること。たとえば、携帯電話における2年契約や、契約継続年数による割引サービス、ポイント付与サービスなどは、簡単に他社へ乗り換えさせないための囲い込み戦略である。
◆モテビジ解説◆
仕事を手伝うことで彼女との仲を縮めたのなら、「あなたがいないと、彼女だけでは仕事が回らない」という状態を少しずつ作り、彼女を自分の顧客(=彼女)として囲い込んでいきましょう。これが顧客ロックイン戦略です。「あなたが一番親切に、わかりやすく教えてくれる」「あなたにしかできないスキルを持っている」「あなたとは一番連絡がとりやすい」「次の仕事も決まったので、引き続き相談したい」「あなたと会うときは、必ずおいしいものが食べられる」など、囲い込みの方法はさまざまです。とにかく、仕事、そしてできればプライベートにおいても、「今さら他の男に乗り換えられない」という状態に持ち込むことができれば、彼女との関係は圧倒的にあなたに有利になります。
9 バーター取引 (戦略基礎)
◇本来の意味◇
バーター取引とは、もとは物々交換のことで、顧客に商品を購入してもらう代わりに、別の商品を顧客から購入するなど、交換条件をつけて取引すること。「おたくの事務用品を部署で一括購入するから、うちの保険に加入してください」など、大企業が営業の交渉道具として使うことも多い。
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