仲暁子 vol 2. 手に取れる本は、構造が理解しやすい。ビジネス書は紙がいい

ウェブサービスであるWantedlyをつくっている仲暁子さんは、意外と電子書籍よりも紙の本派だった? 本の構造を理解するためにはどうすればいいのか。なんのために本を読むのか。仲さんの読んできた本や読み方から、独自の思考が浮かび上がってきます。

読みたい本は、本屋で探す。フレームワークが学べる本が好き

— 前回に続き、ここからは、お持ちいただいた本についてうかがっていきます。このボロボロの赤い本は?

仲暁子(以下、仲) Ruby on Railsっていうプログラミング言語の参考書です。人に貸したり、2週間ぐらい集中して勉強した時期があって、常に手元にあったし色々書き込んでいたらボロボロになってしまって(笑)。なんかもう、ネタみたいになっています。これ、書いてある通りにやったらプログラミングの基本が学べるんですよ。ウォンテッドリーは、これを読んで独学でつくりました。

— おお、ウォンテッドリーの原点なんですね。

仲 これは3なんですけど、いまは4という新しいバージョンが出ています。すごくわかりやすいので、プログラミングを勉強したいという人におすすめです。

Wantedly社内の本棚

— この文庫本は?

仲 岡本太郎さんの『自分の中に毒を持て』ですね。大学生の頃から26歳くらいまで、よく読み返していました。ラインを引いたり感想を書き込んだりもしています。もともとは、友だちが持っていて、おもしろそうだなと思って読んでみたんです。

— どんなところに惹かれましたか?

仲 自分の弱さを認めて、自分の生き方を貫こうとする姿勢に共感しました。でも、最近はそんなに読んでいないんです。当時は、そこが自分にできていない部分だという問題意識があったんでしょうね。20代後半になって、経験を重ねて、だんだん自分の思考も変わってきました。

— 先ほど、友だちが持っていておもしろそうだったから、というきっかけについて話されていましたが、普段はどういうふうに本を選んでいますか?

仲 本屋さんに行きますね。どんな本がいま話題になっているのか、ひと目でわかりますから。それで、おもしろそうだと思った本を、パラパラ立ち読みするんです。その場で骨子がつかめる本は買いません。

— 買う決め手になるのは、どんなポイントですか?

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes・note会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

この連載について

初回を読む
プロフェッショナルの本棚

ホンシェルジュ

本棚は人を表す、といいます。本連載は、さまざまなプロフェッショナルの考え方・つくられ方を、その人のもつ本棚、読書遍歴、本に対する考え方などからひも解いていこうという試み。本がいまの自分をつくったという人から、ほとんど本を読まない人の本...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

Tweetがありません