初夏の贅沢カウンターランチ、天ぷら&フレンチ

鮎のおいしい夏の季節、Sumally代表の山本憲資さんが訪れたのは、東京屈指の天ぷらの名店「みかわ是山居」。鮎はもちろん、蓼の葉や枝豆の出汁で作られた夏仕様の天つゆも絶品で、名店の味わい深さを感じられます。次の一軒は、けやき坂にこの春オープンした「JG ジャン・ジョルジュ 東京」。ばりばり高級感溢れるカウンターフレンチを、カジュアルなお値段で楽しみます。

初夏の空気を存分に楽しむ世界に誇る天ぷら

先週末、上京する先輩とうまく予定があい、ランチをすることに。初夏、あゆの天ぷらが食べたいなぁと思い、お店は「みかわ是山居」、水天宮駅や門前仲町駅からしばしあるいたところにある東京屈指の天ぷらの名店である。ご主人の早乙女さんのトレードマークだというボルサリーノのハット型のゴールド換気扇が吊り下がるカウンター、趣味もここまで突き抜けるともはや完全に愉しくなってしまう領域である。13時の二巡目の席を予約したのだけれど、一巡目から満席。

最近は外国からのお客様も多いようで、一巡目にも中国系のカップルがいたし、僕らの隣の席も香港からの家族だった。和食が世界遺産とニュースになっているけれど、そこまで大げさな話にせずとも、アジア系の人々とは単純に味覚が近いだろうし、リッツカールトンのペットボトルを手持ちで持ってきているチャイニーズリッチを見ていると、こういった日本のレストランの提供する料理のレベルの高さは、観光資源としても海外に進出するにしても、コンテンツとしての可能性の高さを感じる。実際カウンターで早乙女さんの横にいた方は流暢な中国語も話されていた。そこまで対応できているケースはレアで、これらのコンテンツをまだまだ活かしていくべきだなぁとしみじみと思う。

この日、最も素晴らしかったのは期待通りの鮎。天つゆも夏仕様になっていて、蓼(たで)の葉、枝豆などとお出汁で作られたつゆだった。この天つゆが鮎にあわせてチューニングされて作られているのは、口の中に拡がる旨味を感じると、一目瞭然ならぬ一味瞭然。蓼酢ではなく蓼つゆとなっているのがなんとも天ぷら屋ならではの楽しみであった。もちろん海老や穴子や野菜類、他の具材との相性もばっちりで、初夏の空気を存分に楽しめる昼食となった。こういう工夫を楽しませてもらうと、他の季節でも来てみたくなるんだよなぁ。

高級感溢れるカウンター式懐石フレンチ
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フィットする晩餐

山本憲資

世界中の人の「欲しい」と「持っている」で繋がるウェブサービス「Sumally」の代表である、山本憲資(やまもとけんすけ)さんの連載がスタートしま す! 32歳という若さにして、膨大な数のレストランに通い、「食」にただならぬ情熱を注ぐ山...もっと読む

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コメント

hirarisa_ JGってお店wwwwwww 4年弱前 replyretweetfavorite