嫌いな女子アナ1位の小林麻耶が 「出過ぎた杭」になるための勇気

cakes連載が書籍化し、35万部のベストセラーとなった『嫌われる勇気』は、自己啓発の源流とも称されるアドラーの思想を日本中に広め、“アドラーブーム”とも呼ぶべき現象を巻き起こしています。そんな同著に大きな影響を受けたのが、雑誌の「嫌いな女子アナランキング」で1位を獲得してしまったフリーアナウンサーの小林麻耶さん。著者である岸見一郎さん、古賀史健さんとの鼎談後編は、自己受容や承認欲求の問題、そして小林さんの内面に潜むコンプレックスにまで迫っていきます。(構成:宮崎智之、写真:田口沙織)

ありのままの自分をさらけ出した結果は?

小林麻耶(以下、小林) 自己肯定という言葉について、ここ3年くらいずっと考えてきました。でも、自己を肯定することがどうしてもできなくて。どうすれば、ありのままの自分でいいと思えるんだろうと悩んでいました。そんなとき『嫌われる勇気』を読んで、「そうか。自己肯定ではなく、自己受容なんだ」とすごく腑に落ちたんです。

古賀史健(以下、古賀) 自己肯定というと、無理して自分を好きになるみたいな、洗脳している感じもあるんですけど、それはちょっと違うと僕も思っていて。岸見先生とこの本を作るために2年間くらい京都に先生を訪ねてお話しするなかで、自己受容という言葉を教えていただき、小林さんと同じくハッとしました。二つは全然違うものですよね。

小林 具体的にはどう違うと認識されていますか。

古賀 自己肯定というのは、結局、嘘があるというか、嫌いなものを無理矢理好きになろうとしている態度な気がします。一方、自己受容というのは、仮に自分自身を60点だと思っていたとしても、それを受け入れてスタート地点にする態度だと思いました。自己肯定は好きになることが目的になり、ゴール地点を探してしまっている。

岸見一郎(以下、岸見) アドラーは「大切なのはなにが与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかである」と言っています。

小林 60点の自分でも好きになるということですよね……。最近、「バイキング」というテレビ番組の企画で花嫁修行をさせていただいているんですが、私は「結婚ができない女性」という状況だと認識されています。

古賀 どういう状況なんでしょうか(笑)。

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一歩踏み出したいあなたへ「嫌われる勇気」を伝えるベストセラー!

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

--- - "岸見 一郎" - "古賀 史健"
ダイヤモンド社
2013-12-13

この連載について

初回を読む
衝撃のアドラー心理学—小林麻耶×岸見一郎×古賀史健『嫌われる勇気』鼎談

小林麻耶 /岸見一郎 /古賀史健

35万部のベストセラーになった『嫌われる勇気』。フロイト、ユングと並んで「心理学の三大巨頭」と称され、自己啓発の源流とも呼ばれるアドラーの思想を紹介した同著の反響は大きく、著名人のなかにもファンがたくさんいます。その一人が、フリーアナ...もっと読む

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コメント

kokeshi0331 あとで読む。小林アナの気持ちがよくわかるー! 約4年前 replyretweetfavorite

michitea おもしろいっていうかいい話 約4年前 replyretweetfavorite