cakes読者の皆様、ごきげんよう。
ワシントンDCでのお勉強も一段落。二日間だけ、超とんぼ返りで日本に仕事に帰り、その後は比較的ノンビリお休みモード。
家族と一緒にアナポリスへクラブケーキを食べに行ったり、飛行機で5時間かけてシアトルまでいったり。
スミスタワーからシアトルをミニチュア風に撮影
ひろ~い土地に50もの州があるアメリカは、地域ごとにそれぞれ独自の文化があります。ワシントンDCはさしずめ、丸の内・霞ヶ関。政治の中心なので、比較的落ち着いた雰囲気。アメリカ中で一番大学院を出ている人の割合が多いんですって。
対して西海岸はもう少し明るく開放的。知り合いの弁護士は、先輩に「勉強したいなら西に行ったらダメだ、東に行け」と言われたくらい、ある意味、誘惑の多い土地。うむむ……私も、ワシントンDCかシアトルか、どっちかに住むとなったらシアトルかなぁ。
パイクプレイスマーケットの八百屋さん
今回はせっかくなので、そんな魅力的な街シアトルを舞台にしたナンシー・ウォレンの『理想の独身貴族』を旅のお供に。ワシントンDCとは全く違ったシアトルの魅力を、作品を絡めてご紹介したいと思います。