イメージメーカー」展—イメージの迷宮に迷い込んで

イラスト、映像、インスタレーション、ファッション……さまざまなジャンルで圧倒的な世界観を追求する「イメージメーカー」と呼ばれるアーティストたち。そんな彼らの展示を集めたグループ展が六本木の「21_21 DESIGN SIGHT」で開催されている「イメージメーカー」展です。大量の石膏の脚からヤマアラシの写真まで、会場をうめつくすイメージの洪水におぼれてみませんか?

大きな空間に、低音の効いた音楽が鳴り響くなか、ふしぎな形態の物体が動き回る—。

いったいどこへ迷い込んでしまったのでしょうか。そう思わずにはいられない、不思議な味わいの展覧会がはじまっておりますよ。六本木の東京ミッドタウン敷地内にある「21_21 DESIGN SIGHT」での、「イメージメーカー展」です。

幾人ものアーティストが参加するグループ展なのですが、メインの展示室を占めているのは、ジャン=ポール・グードの作品です。グードは肩書きもジャンルも幅広く、既存の枠組みにまったくとらわれることなく活動を続けてきた存在です。イラストレーター、デザイナー、アーティスト……、なんとでも呼ぶことができますし、写真、映像、インスタレーション、ファッション……、あらゆるメディアを駆使して表現をしてきました。

今回の出品は大作ですよ。大展示室の壁面には、彼が手がけた写真やドローイングがずらりと並び、中央には大掛かりな動きのある作品が置かれています。《ワルツを踊る機械仕掛けの2人》と、《回転する機械仕掛けの人形》です。暗がりのなかを、人形が妖しげに回転しているのです。


ジャン=ポール・グード《ワルツを踊る機械仕掛けの2人》2013-14年

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アート・コンシェルジュからの便り

山内宏泰

世に“アート・コンシェルジュ”を名乗る人物がいることを、ご存じでしょうか。アートのことはよく知らないけれどアートをもっと楽しんでみたい、という人のために、わかりやすい解説でアートの世界へ誘ってくれる、アート鑑賞のプロフェッショナルです...もっと読む

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1229_shiki |どこより早い展覧会案内ーーアート・コンシェルジュからの便り|山内宏泰|cakes(ケイクス) いくか https://t.co/VyX0wEVbNY 約4年前 replyretweetfavorite

terracewalker 行ってみないと 約4年前 replyretweetfavorite

konpyu togoですね 約4年前 replyretweetfavorite