マンガメシつくってみた vol.3 ガンジーもびっくりのブラックカレー!

マンガエッセイのはずが料理エッセイと化している「マンガメシつくってみた」企画もついに後編。カレー屋の店長にレシピ作成を依頼してまで海猫沢めろんさんが食べたかった『包丁人味平』のブラックカレーが登場! レシピも大公開です。さすがに疲れた海猫沢さんが自炊の合間に訪れたマンガ外食レポート、膨大な量の料理マンガを分類したおすすめチャートも合わせてお楽しみください。

刺激が欲しい!なにかとっても悪いことがしたい!(by Blankey Jet City)

ベンジーといえば浅井だがガンジーといえばインド!そう!カレーが喰いたい!もはや俺のカレーゲージはMAXの極みに達しているのでレバー←↓→からの強パンチで確実に超必殺技「クリスタルガイザー(硬水)」を放つことが可能です!潮を吹きます!全毛穴から!なぜカレーマンガ特集にしかなかったのだろう!?そんな深淵なる問いを自らに発しつつブラックカレーという名の黒い仏を待ちつづける俺様、海猫沢めろん39歳が綴るゆるふわクッキングエッセイだよ~!あつまれ闇に惹かれし邪悪な魂~!

いやあ……作った作った。さすがに1週間近くこんなマンガメシを続けていると疲れてくる。ここは久しぶりに外食と洒落込もうではないか。せっかくなので外食もマンガに出てくる場所にするべき!近所でそんなお店があるかどうか探してみたところ……あった!

『文豪の食彩』(壬生篤 (著), 本庄敬(絵))に出てくる、鶯谷の笹乃雪へ。

このマンガは、とある新聞記者が文豪たちの“食”を通じて当時の彼らの生活や思想をたどるという渋い物語。ちなみに笹乃雪は正岡子規ゆかりのお店。

文豪の食彩 (ニチブンコミックス)
文豪の食彩 (ニチブンコミックス)

文豪と食といえば嵐山光三朗のエッセイ『文人悪食』が傑作。あの本には、泉鏡花が潔癖ゆえに豆腐の腐の字がだめで必ず豆富と書いていたというエピソードがあったが、やはりこのお店も豆富と書く。出てくるメニューはとにかく全部豆富なので、決して肉が食いたいときとかには行ってはいけない。

文人悪食 (新潮文庫)
文人悪食 (新潮文庫)

ランチの鶯御膳を注文。小付け、冷奴、あんかけ豆富、胡麻豆富、飛龍頭、うずみ豆富(豆富茶漬け)にデザートがつく。

奇跡的に写真が旨そう!おおー!やっぱり盛りつけとかちゃんとしていると映えるなあ。

味付けがあっさり(というか豆富なので味があまりない)。でもボリュームは満点。食欲がない夏にはちょうど良いかも知れない。ごちでした。

・笹乃雪 味★★★★ 手軽さ- CP★★

さて、豆富を喰った翌日にガッツリ系の肉が食いたくなるのは精神の作用反作用の法則なのか、とにかく肉が食いたい!だが焼き肉などつまらない。変わった肉が食いたい。と、見つけたのがグルメエッセイマンガ『おしゃべりは、朝ご飯のあとで。』。作者は前回のBL特集で出会った主にBLを描いているマンガ家さん秀良子。

おしゃべりは、朝ごはんのあとで。 (ビッグコミックス)
おしゃべりは、朝ごはんのあとで。 (ビッグコミックス)

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海猫沢めろん

作家の海猫沢めろんさんが、谷根千での暮らしを綴るとともに、日々読んだマンガを紹介する月イチ連載。小説の執筆からアイドルの曲の作詞まで、縦横無尽に活躍する海猫沢さんのセレクトは、次に何がとびだすかわからない幅広さ。手に取って読めば、新し...もっと読む

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コメント

uminekozawa ブラックカレーつくったのだがこのレシピはマジで間違いない。 https://t.co/jSz3o9x7dP 3年以上前 replyretweetfavorite

uminekozawa これ、カリガリいいカレー @CALIGARI_CURRY さんのブラックカレーレシピが載っているぞ!作ったらクソうまかった!今までカレーの作り方間違ってた 3年以上前 replyretweetfavorite

uminekozawa そしてついにブラックカレーが!来ました 3年以上前 replyretweetfavorite

nijuusannmiri ブラックカレー、来た! 3年以上前 replyretweetfavorite