刺激が欲しい!なにかとっても悪いことがしたい!(by Blankey Jet City)
ベンジーといえば浅井だがガンジーといえばインド!そう!カレーが喰いたい!もはや俺のカレーゲージはMAXの極みに達しているのでレバー←↓→からの強パンチで確実に超必殺技「クリスタルガイザー(硬水)」を放つことが可能です!潮を吹きます!全毛穴から!なぜカレーマンガ特集にしかなかったのだろう!?そんな深淵なる問いを自らに発しつつブラックカレーという名の黒い仏を待ちつづける俺様、海猫沢めろん39歳が綴るゆるふわクッキングエッセイだよ~!あつまれ闇に惹かれし邪悪な魂~!
いやあ……作った作った。さすがに1週間近くこんなマンガメシを続けていると疲れてくる。ここは久しぶりに外食と洒落込もうではないか。せっかくなので外食もマンガに出てくる場所にするべき!近所でそんなお店があるかどうか探してみたところ……あった!
『文豪の食彩』(壬生篤 (著), 本庄敬(絵))に出てくる、鶯谷の笹乃雪へ。
このマンガは、とある新聞記者が文豪たちの“食”を通じて当時の彼らの生活や思想をたどるという渋い物語。ちなみに笹乃雪は正岡子規ゆかりのお店。
文豪と食といえば嵐山光三朗のエッセイ『文人悪食』が傑作。あの本には、泉鏡花が潔癖ゆえに豆腐の腐の字がだめで必ず豆富と書いていたというエピソードがあったが、やはりこのお店も豆富と書く。出てくるメニューはとにかく全部豆富なので、決して肉が食いたいときとかには行ってはいけない。
ランチの鶯御膳を注文。小付け、冷奴、あんかけ豆富、胡麻豆富、飛龍頭、うずみ豆富(豆富茶漬け)にデザートがつく。
奇跡的に写真が旨そう!おおー!やっぱり盛りつけとかちゃんとしていると映えるなあ。
味付けがあっさり(というか豆富なので味があまりない)。でもボリュームは満点。食欲がない夏にはちょうど良いかも知れない。ごちでした。
・笹乃雪 味★★★★ 手軽さ- CP★★
さて、豆富を喰った翌日にガッツリ系の肉が食いたくなるのは精神の作用反作用の法則なのか、とにかく肉が食いたい!だが焼き肉などつまらない。変わった肉が食いたい。と、見つけたのがグルメエッセイマンガ『おしゃべりは、朝ご飯のあとで。』。作者は前回のBL特集で出会った主にBLを描いているマンガ家さん秀良子。
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