食欲と政治の関係

世界の人々は食事に手間や情熱、お金をかけるかどうかで二分できるというMay_Romaさん。食に命をかける国と、生命が維持できればいいと思っている国では、実は食べ物に対する意識だけでなく、政治や経済の傾向にも違いがあるそうで……。

前回は、「食に命をかける人々」と「生命が維持できればいいと思っている人々」の仁義なき抗争の構図をご紹介しました。「生命が維持できればいいと思っている人々」は、ランチに時間を割いたり、同僚とワイワイやるのは無駄だと思っています。ランチはエネルギーを補給する時間に過ぎないため、巨大なタッパウェアに詰め込んだ伸びきったパスタを、5分ほどでかき込んでおわるのです。そのタッパウェアは、土足と一緒に、無造作に鞄に放り込まれています。

一方、「食に命をかける人々」は、大人数の同僚や友達とゾロゾロと社員食堂に行き、暖かいメインコースを食べて、時にはアルコールも楽しみ、昨夜のディナーでは何を食べたのか、と同僚や友達に聞き、興味深いメニューであれば、その作り方を問いただすのです。

さて、ところで、「生命が維持できればいいと思っている人々」と「食に命をかける人々」の国には、何か一定のパターンがあることに気がつかれたでしょうか?

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes・note会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

ケイクス

この連載について

初回を読む
世界のどこでも生きられる

May_Roma

海外居住経験、職業経験をもとに、舌鋒鋭いツイートを飛ばしまくっているネット界のご意見番・May_Romaさん。ときに厳しい言葉遣いになりながらも彼女が語るのは、狭い日本にとじこもっているひとびとに対する応援エールばかり。日本でしか生き...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

punimaru1 ちょっと前の記事だけど、改めて納得ー食事でコミュニケーション取る国はえてしてグダグダ。そんな中、日本はなぜか比較的マシという…。 2年弱前 replyretweetfavorite

akiller_69 料亭政治! 4年以上前 replyretweetfavorite

chieko_hk 承前:そういえば中国は工場の社食がマズいと暴動が起こる国。レストランだと食べきれない程沢山頼む国というイメージ。@May_Roma 4年以上前 replyretweetfavorite

chieko_hk この連載最初はメシウマカトリックvsプロテスタント?と思ったけど納得の展開。中国はメシウマだから許せる人多い?香港は英植民地の名残で時々とんでもない目に遭います〜 4年以上前 replyretweetfavorite