世界の人々は二種類に分けられる

さまざまな国とその国民を見てきたMay_Romaさん。いろいろな国のランチを観察して、世界の人々は「食事の美味しさに命をかける系の人々」と「生命が維持できればいいと系の人々」の二つに分類できるのではないかと考えたそうです。「命をかける系の人々」が支配する国の代表とは?

ワタクシは仕事中に色々な国の人のランチを観察いたします。周囲はそんなことをやってる人はあまりいない様なのでありますが、ワタクシは物好きというか、単に興味があるので、人様の机をこっそりのぞいたり、様々な国の社員食堂で人様が食べている物をこっそり観察しております。

ランチを観察していると、食に対する国民性というかお国柄がなんとなくわかります。いくら観察していても飽きません。

この観察を通し、世界というのは、食に対する態度を軸に、大体二つに分類できるのではないかと考える様になりました。それは「命をかける系の人々」と「生命が維持できればいい系の人々」の分類です。冷戦はとっくの大昔に終わりましたが、食を通した世界の二分化、イデオロギー、哲学、生き方の対立であります。

美味しい食事に命を賭ける人々

まず、この分類に入る国の人々というは、ランチに限らず、「食べること」に命をかけています。いかにうまい物を食べるべきか、どんな食材を使うべきか、流行のレストランはどこかなど、とにかく「食べること」が人生の一部であり、会話の主要要素の一つであり、食べ物が酷いと鬱になるというような、食道楽というか、まあ要するに食い意地がはっているのであります。

さてこのグループに入る人々はどこか。あくまでワタクシの大ざっぱな分類でありますが、東アジアのほとんどの国、南米のほとんどの国、南欧、東欧であります。ええ、なんて荒い分類なんだと思われる方がいるかもしれませんが、観察した結果そうなんだからしかたないんです。

日本人も「何を食べるか」にはこだわる人々です。日本にいると気がつかないのですが、会社での同僚との会話、友達との会話、家族の会話において、大変重要な部分を占めるのが食べ物の話であります。テレビは食べ物番組が山盛り。会社においては朝から昼に何を食べるか、という話をしている人もあれば、今日はあそこの新しい店にランチに行きましょうよ、というのが普通であります。週刊誌やパソコン雑誌にも、なぜか食べ物紹介のコーナーがあったりします。(まあワタクシもそういうのを楽しみにしているわけですが)家族や親戚の集まりでは「食べること」が中心です。案外気がつきませんが、他の国だと会話や宗教行事が集まりの主題だったりするので、食べ物にはあまり重きを置かないことがあります。友達や同僚を家に招待して、水だけ出す人や、ピザだけで終わりというのはあり得ません。つまり他の国に行くとそういうことがあるということです。

日本人にわりと似ているのがイタリア人、フランス人、スペイン人、ギリシャ人、トルコ人であります。

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海外居住経験、職業経験をもとに、舌鋒鋭いツイートを飛ばしまくっているネット界のご意見番・May_Romaさん。ときに厳しい言葉遣いになりながらも彼女が語るのは、狭い日本にとじこもっているひとびとに対する応援エールばかり。日本でしか生き...もっと読む

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コメント

Manjii902 ふとこの間の英仏食事プライオリティ談義を思い出した。やはりそうだったかw 2年以上前 replyretweetfavorite

kenichi_tomura そういや、アテネのバスターミナル(かなり場末)で「ゆでたてのパスタじゃないと食えん」とごねるイタリア人に遭遇したことが : 4年以上前 replyretweetfavorite

ALcampinas 要は、日本人は食べること以外にあまり楽しみが無いのかな?? 4年以上前 replyretweetfavorite

konme222 |May_Roma @May_Roma |cakes(ケイクス) https://t.co/NWKPfzcwSV こういう食べ物の話を面白いって感じるのも、こだわるタイプの人だからなのかな……続きが楽しみvv 4年以上前 replyretweetfavorite