反対されたら結婚中止!?
ここ最近うちの極小ベランダが鳩の糞だらけ。パリは鳩が多くて困ります。
その汚いベランダの横で原稿を書き書きしています。これぞパリのリアル。
ところで、 街の新緑が最も美しいパリの6月はジューン・ブライドのシーズンです。
私の結婚式は2年前の6月。近所の区役所でフランス人の旦那さんと挙げました。
結婚式といっても、所要時間たったの15分。誓いの言葉を聞かれて、「oui」と答えてサインして終了です。式を仕切るのは区長さん。「あれ? ランニングの後の参加ですか?」と聞いてしまいそうなラフな姿に拍子抜けしたのを覚えています。
友人お手製の花束と式後にもらう重要な家族手帳
パリでの入籍・挙式の手続きはというと、まずは自分の住む区役所に出向き必要書類を提出。日取りの予約の後、10日間ほど役場に結婚希望者二人の個人情報が掲示されます。
この掲示の期間、結婚反対の人が現れたら結婚式は中止!
問題なければ無事に予定通り結婚できるという流れです。だから、私たちはこっそり手続きをして6月の式当日を迎えました。別に誰かに反対されるってことはないでしょうが、念のためにね。
厳かに 行われた結婚式の後は、結婚パーティーを開催するのが一般的です。私たちの場合は自分たちの小さなアパートに移って家族や友人でシャンパンで乾杯&ケーキカットでお祝いをしました。
結婚式当日が月曜日という平日だったので、直前の日曜日にも、正式な結婚パーティー(バーベキュー)を実家の庭で開催しました。
旦那さんの好きなオレンジで統一し、折り紙や風船で飾りつけ
以上で終了。シンプルなもんです。
結婚式に使ったお金は合計10万円以下。
これに対して、日本の平均挙式費用は343.8万円(「ゼクシィ結婚トレンド調査2012」より)。そんなにかかるなんて、ちょっと信じられません。
私の質素結婚式にかかった料金と日本平均の内訳を比べてみると、
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