第3回 エロいセックスで愛される?【どうして女性は「引き裂かれる」のか】

前回「女性に乳首をなめられた時、声を出して反応する男は、いい男です」という衝撃的な一言で締めくくられた本連載。男性の喘ぎ声と「いい男度」に、いったいどんな関係性が!? その理由について「痴女AV」で知られる二村ヒトシ監督が解き明かします。

乳首を舐められて声を出す男と、声を出さない男。

セックス撮影のプロではありますが文章執筆は素人である僕は、cakesの加藤さんから「読みやすい文章、わかりやすい文章とは【結論】→【その説明】→【まとめ】の順に進んでいくのです」と教わりました(ここに、そう書いてありました)。なるほど。目からウロコが落ちまくったぜ! これからは、そういうふうに書くとしよう。

では、まず結論を。

なぜ人は恋愛だのセックスだのといった、めんどくさいことをしたいのか? それは「他者から承認されたい」からである。

なぜ【恋する女】はウザいのか? それは彼女が「愛されたがり」だからである。自己肯定できない人間にとっての「承認」とは「愛してもらう」ことなのだ。

では【愛さない男、愛せない男】は、なぜキモいのか? 彼にとっての「恋愛」は「支配(コントロール)すること」だから。つまりインチキな自己肯定をしている人間にとって「承認されること」とは「他人を支配できるようになること」だからである。

うーん、たしかにこれが【結論】なんですが、これを全部【説明】するには本3冊分くらいの紙幅が必要ですね。「自己肯定できない女性にとっての【恋愛】とはどういうものか」「なぜ男性は【インチキ自己肯定】ができてしまうのか」といった話は、この連載の重要なテーマにもなっていくと思うんですが、『恋とセックスで幸せになる秘密』(イースト・プレス)という本にも詳述しましたので、よかったらそちらも読んでみてください。

先週掲載の原稿は「恋人から言われるままに彼の乳首を舐めている女性たちの中には、舐めながら、いぶかしんでいる人もいる。彼女たちは、どうすれば『楽しめる』んだろう?」という話で引っぱって終わりました。では、その続きから【今週の結論】を始めてみましょう。

乳首を舐められたがる男は、二種類いる。舐められて声を出す男と、声を出さない男である。声を出さない男は、舐めてもらう(舐めさせる)ことで「女を支配しようとしている」のではないだろうか? だから女性は舐めながら「なんかへんだ」と思うのではないか。

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キモい男、ウザい女。

二村ヒトシ

アダルトビデオ監督・二村ヒトシさんが、男女の関係性を探り、自分自身を語っていく連載です。現代の日本に生きる私たちほぼ全員が「キモチワルい男」であり「めんどくさい女」であるという、恐ろしすぎる【見立て】からはじまるこのお話。なぜ現代の恋...もっと読む

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コメント

kavalemon AVの弊害 支配欲の話〜 監督本人から出とるやんけ 約1ヶ月前 replyretweetfavorite

ne__iii “第三回 エロいセックスで愛される?【どうして女性は「引き裂かれる」のか ①】|二村ヒトシ| 5年以上前 replyretweetfavorite

Yoshihiro_sa 「女性に乳首をなめられた時、声を出して反応する男は、いい男です」 5年以上前 replyretweetfavorite

May_Roma この連載も面白いぞ「女性に乳首をなめられた時、声を出して反応する男は、いい男です」 5年以上前 replyretweetfavorite