恋の数だけハッピーエンドがある

女性にモテモテの「シーク」って?

ハーレクイン作品には医者や社長、貴族、カウボーイなど様々な職業のヒーローが登場します。その中でも、コアな読者から人気を博しているのが「シーク」。いったいどんな職業なのでしょうか?

【ハーレクイン豆知識:シーク】

ハーレクイン作品によく出てくる「シーク」ってご存じですか? これは、アラブの王子様のこと。日本のコアな読者には「シークもの」が大人気なのです。エキゾチックな容貌とありあまるオイルマネーという魅力もさることながら、ハーレクインでは「シークで外科医」とか「ポロ選手で、競走馬の牧場も経営」など、兼業型のスーパー・シークも多く登場します。

【作品紹介】

『熱砂の烙印』

唯一の家族である母を看取ったあと、ジェイは故郷を離れた。恋も遊びもあきらめて看病に明け暮れた日々に別れを告げ、 砂漠の国ダムホールで、人生の再スタートを切るつもりだった。現地の医師団に参加した彼女は、有能な外科医マレクと出会う。運命だった。命を救う闘いを共にするうち、二人は強く惹かれ合った。初めての恋—けれどそれは淡くもやさしくもなく、灼熱の砂漠のようにジェイを熱く焦がした。だがマレクは、彼女の純潔をぎりぎりのところで拒み続ける。医師であると同時に王位継承者でもある彼は、 妻を選べない立場にあることを、どうしても言い出せないのだった。


「王位を退いた? 結婚式だとばかり思っていたのに……王位を退いた? どうやって? なぜ? どうしてそんなことが?」

マレクの苦しみに満ちたとまどいのまなざしが、愉快そうな表情にゆっくりと変わっていく。それから彼は不意に頭をのけぞらせ、声をあげて笑った。

「簡単ではなかったよ。全員に僕の決断を認めさせ、誰に王位を譲るのが最善なのか意見をまとめなくてはならなかった。彼らは僕を王位にとどまらせようと必死になり、ついには君を妻に迎えることにまで同意した」

「私と結婚をして、それでも王でいられると認めてもらえたのね?」

聞きちがえたのではないと確かめるように、ゆっくりと言い直す。そして大声で言った。

「それならどうして王位を捨てたの?」

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恋の数だけハッピーエンドがある

ハーレクイン・ロマンス

数々の恋愛小説を世に送り出し、女性たちに癒やしを届けてきたハーレクイン・ロマンス。なんと、これまでに出した全ての小説は必ずハッピーエンドを迎えるのだとか。今回はそんなハーレクインの日本上陸35周年を記念して、人気の35作品の見どころを...もっと読む

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