加藤彰
「
ゴールイメージ」は描けているか?
「2時間の会議が1時間に!」「話がかみ合い、結論が出せる!」
会議の進行と合意形成スキルを凝縮した70ポイントで速習できる『ロジカル・ファシリテーション』(PHPビジネス新書ビジュアル)から、一部を公開します。 非効率で無駄な会議を生まれ変わらせるためのコツが満載です!
ゴールイメージを設定する
論点の次に、意外に手薄なのが目標です。
たとえば、業務のムダを減らしたいというのが目的だったとしても、今日の会議の目標到達地点は、《ムダだと思う業務を洗い出す》かもしれませんし、《効果的な解決策を決める》かもしれません。それによって、話の進め方も、参加者の持ち寄るべき宿題も、あるいは参加態度も変わってきます。
この会議が終わったときにどこまで到達していたいのか——ゴールイメージを設定してください。その際に次のことに注意してみましょう。
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この連載について
加藤彰
「2時間の会議が1時間に!」「話がかみ合い、結論が出せる!」 会議の進行と合意形成スキルを凝縮した70ポイントで速習できる『ロジカル・ファシリテーション』(PHPビジネス新書ビジュアル)から、一部を公開します。 非効率で無駄な会議を生...もっと読む
著者プロフィール
株式会社日本総合研究所総合研究部門社会・産業デザイン事業部マネージャー。NPO法人日本ファシリテーション協会フェロー。京都大学大学院工学研究科修了。株式会社デンソーにて半導体研究に従事、現職。中堅人材育成、および、主にヘルスケア分野の営業・マーケティング戦略策定、業務再構築、新規事業開発に携わっている。また、テーマを問わずワークショップ企画運営を広く手がけ、顧客企業メンバーの参加意欲・創造的意見の引き出しに尽力している。
共著に『ファシリテーション・グラフィック』『ロジカル・ディスカッション』『ワークショップ・デザイン』(以上、日本経済新聞出版社)などがある。