いつの間にか使いすぎているあなたへ
そんなに使っているつもりはないんだけれど、ついついお金を使いすぎている。
そう思ったことはないだろうか。家計簿をつけてもやりくりがうまくいかないと感じる人も多いかもしれません。自分ではやりくりを頑張っているつもりなのに成果が出ないとモチベーションも下がる。しかし、なにが原因かはなかなかわからず、悪循環におちいっている。
では、そんな人が見落としているのうまくいかない原因を別な角度から考えてみましょう。注目したいのが支出のスパン。どの支出も同じような期間のくくりでみていて大丈夫でしょうか。今回は「支出のスパン」をうまく意識してお金をやりくりする方法について紹介したい。
「支出のスパン」を意識しよう
支出のスパンというのは、ある費用について出費の発生する頻度、のことである。ほとんどの家庭では、メインとなる収入が月に1度ということが多いので、支出についてもどうも1か月単位で考えがちだ。しかし、これはよく考えてみると、大きな間違いである。
たしかに家賃や水道光熱費、保険料などは、1ヶ月ごとに請求が発生することが多く、支出のスパンも1ヶ月と考えておいて問題ない。しかし、税金の場合は年度末などにかかるものもあり、3カ月毎や1年毎というように、長期間を見越しての管理が必要となる。逆に食費や日用品などは日々の支出になりますから、1か月をスパンとみての管理では期間が長すぎて管理しにくい。