未来都市フクシマ展 -廃墟と想像力」—東京からフクシマを考える

被災から3年、以前として震災の影響を残す福島。これからどう復興していくのか、その未来像を東京大学の学生・留学生が描きました。建築や写真、映像など、多種多様な視点から描き出された福島の新しいカタチはユニークなものばかり。東大本郷キャンパスで開催中の「五月祭」とともに、是非お楽しみくださいませ。

東京大学の本郷キャンパスに来ています。正門から入ってすぐ、工学部14号館の2階に上り、インタラクティブ・スペース「222」へ。入口から覗くと、中は教室ではなくて、展示室になっています。この週末、「未来都市フクシマ展 -廃墟と想像力」と題された展示が繰り広げられているのです。


工学部内にある展示スペース

「222」は、工学部都市工学専攻が有するスペースで、教員や学生がさまざまな催しに使うことを想定しているようです。今回は福島の復興をテーマに作品を集めているのですが、まず目立つのは、壁の一面にずらりと並んだ研究発表ポスターと模型です。建築家・隈研吾研究室にかかわる学生たちが取り組んだ「福島を変える建築」案。


隈研吾研究室による建築案発表

いま、福島で求められている建築はどんなものか。そんな課題を与えられた学生たちが考えを巡らせ、案を練りました。そのなかから、優秀作を掲示しておりますよ。選ばれた面々はいずれも、海外からの留学生。日本の弁当箱のおもしろさに着目してそれを模した空間づくりをするなど、自由に発想を膨らませているものばかり。東日本大震災や原発事故のことを、少しでも客観性を持って眺められることが強みになっているのかもしれませんね。

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アート・コンシェルジュからの便り

山内宏泰

世に“アート・コンシェルジュ”を名乗る人物がいることを、ご存じでしょうか。アートのことはよく知らないけれどアートをもっと楽しんでみたい、という人のために、わかりやすい解説でアートの世界へ誘ってくれる、アート鑑賞のプロフェッショナルです...もっと読む

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kt_0306 山内宏泰さんのcakesの連載「どこより早い展覧会案内」にて #fukushima222 約4年前 replyretweetfavorite

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