読者キネボルタからの一本の電話「ジョンさん、フェスをやりませんか? 場所はすでに押さえました」というムチャぶりから始まったこのフェス企画。ようやく前号で現時点で決まっている出演者を発表するに至りました。掟ポルシェさん、ジョニー大蔵大臣さんという大物に混じって、今回もキネボルタとゆめたむボルタのバンドが出演します。そして、この4月ではれて中学3年生になった期待の大型新人、中3ボルタも出演することになり、これまた読者の佑村河内ボルタから『DEATH WORD』なる楽曲を提供していただきました。よし、これで全て揃った! 後はスタジオを押さえて猛特訓じゃ!
こいつぁイケるぞ!! 中3ボルタ猛特訓の巻
14歳の女の子と、33歳、37歳のおじさんでスタジオ入り。完全に援助交際のにおいがします! ですが、若い女性アーティストのプロデューサーはみんなこんな気持ちなんでしょう。早速、読者の佑村河内ボルタにもらった曲『DEATH WORD』を練習します。スタジオ内に響くポンチャック・ディスコ風のチープな電子音で気分がアゲアゲに…と思いきや
歌詞が読めません…
と言う中3ボルタ。確かに「米飯給食」「巨人 大鵬」なんて歌詞は今の中学3年生には難しかったかもしれません。ところどころに出てくる英語もハードルが高かったようです。そこで編集木下(大卒)にふりがなをふってもらい、再スタート。
この前のカラオケでその実力は実証済みですが、やはり声の伸びと透明感がすごいです。不思議と『DEATH WORD』がまったく別の曲に聴こえてくるではありませんか!
DEATHじゃないDEATHよ! 死んでないよ! 蘇ってるよ! ディスクユニオンでCDが2枚しか売れなかったバンドのボーカル、キネボルタも思わず唸ります。
さらに、キネボルタのギターに合わせて別の曲も練習。すると…
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