みなさん、こんにちは。
今年のブルゴーニュは例年よりもあたたかいです。
そのせいか、各地のぶどうの成長は2〜3週間ほど早くなっています。
だからといって「今年は早く収穫できそうだ」なんて、安心はできません。
まだこれからも、霜などの冷害が発生する可能性は大いにあり、「いつものブルゴーニュは寒いのに、今年はぽかぽかと暖かく、住みやすい」などと喜んでばかりもいられません。
ぶどうにとって、冷害は天敵です。枝葉が枯れて死んでしまうからです。
また、温度差からくる花ぶるい(花はたくさん咲くのに、実がならないこと)などで、収穫量を大幅に減らしてしまうことにもなりかねません。
ここ最近、2011、2012、2013と三年連続で大幅減収だったこともあり、ブルゴーニュのすべての生産者が、「このまま何事もなく、ぶじに収穫までいってくれ」という思いをもっています。
4/22撮影 なたねも例年より早いです 独特の匂いがありますが、畑一面の黄色がきれいです
なたねは、ブルゴーニュでは夏のひまわり同様、よく見られる光景のひとつです。とてもきれいですね。
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