神戸っ子・山本がお気に入りの神戸の餃子
神戸唯一の三つ星レストラン「カ・セント」。サン・セバスチャンの名店「ムガリッツ」などで経験を積んだ福本伸也シェフのスパニッシュレストラン。人気すぎて、まったくもって予約がとれないことで評判だけれど、知人がそこで食事をしたついでに予約をとってくれた。ずーっと行きたかったのだ。年明けの時点で、土日いずれかで一番早いタイミングで席があいていたのが4月のとある土曜日。毎月1日に翌々月の予約がはじまるのだけれど、電話はつながらないわ、すぐに埋まるわ、本当に取れない。今回取れたのをみると、おそらく2回目以降来店の人用の席がいくつかは確保されているようだ。
さて、神戸に行こうということにしたが、夜だけではもったいない。ちょうど雑誌「dancyu」が餃子特集だったこともあり、ランチは餃子を食べ歩くことに。神戸の餃子は味噌ダレが有名なのでございます。ちなみにうちの父親は無類の餃子好きで、我が家は毎週土曜日の夕食が餃子だった。そして僕も無類というほどではないが充分な餃子好きである。一軒目は僕の最も好きな餃子屋「大学」。元町商店街と神戸の中華街である南京町の間の小道にある、幼い頃から父親によく連れられて行った店。12時の時点ですでに行列している。しばらく待ってから入店、小汚いカウンターとテーブルにも安心感がある。いつもはスープ付きの定食を頼むのだけれど、この日はここからハシゴ予定ということもあり、ミニマムロットの餃子二人前を注文。そしてビールとキメる。特製の白味噌のタレにつけて食べる。相も変わらず旨い。
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