松井博
カオスとフローが大切なのだ!
日本のメーカーが、いや、日本そのものが停滞し始めて早20年。本田宗一郎や井深大、盛田昭夫を生んだ日本は、どうして復活できないのか? 何かシリコンバレーから学べることは?
アップル、グーグル、インテル、eBay、PayPal、Facebook……。あるいはテスラ・モーターズやカーン・アカデミー。ここ20年くらいの間、面白いことをやってくれる会社は、僕ら日本人としては、ちょっと寂しくなるくらいシリコンバレーの会社ばかりです。
そしてこのシリコンバレーの強さの秘密は、もう随分語られてきました。豊富な人材、潤沢なベンチャーキャピタル、世界中から集まる人材などなど。今日はこのシリコンバレーの強みをもっと簡潔にまとめてみたいと思うんです。
恐るべき多様性
シリコンバレーにいて実感するその強さの源、それは「多様性」と「流れ」です。そんなこと当たり前に感じるかもしれません。でもその激しさたるや、ちょっと想像を絶するものがあります。
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この連載について
松井博
現在、IT革命によって世の中の仕組みが急速に変わりつつあります。産業、政治、就労、コミュニケーション…… 影響を受けない分野はありません。未来はどうなっていくのか、こうした時代が私たちにどんな選択を迫ってくるのか、元アップル管理職の松...もっと読む
著者プロフィール
作家・経営者。2009年まで米国アップル本社勤務。著書に『僕がアップルで学んだこと』、『企業が「帝国化」する アップル、マクドナルド、エクソン~新しい統治者たちの素顔 』、『10年後の仕事のカタチ10のヒント シリコンバレーと、アジア新興国から考える、僕達の仕事のゆくえ』などがある。現在はクパティーノで保育園事業も手がける。
Twitter: @Matsuhiro
ブログ: まつひろのガレージライフ
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