人は見た目よりも心、なんて言えない

数年前に『人は見た目が9割』なんて本がベストセラーになりました。人を見た目で判断してはいけないと言われますが、見た目のいい人に目が行ってしまうのが男心。自分の容姿に自信のない女性のみなさん、男って嫌だわなんて思う前に、林伸次さんのお話に耳を傾けてみてください。ひと口に「見た目」と言っても、いろいろな見方があるようです。

「顔じゃなくてハート」なんて言えない

いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。

バーテンダーという職業は女性から何かと相談を受けます。

例えば「林さん、ちょっとこの男性からのメール、読んでもらえますか? お仕事だけの関係なのにちょっと思わせぶりじゃないですか? これってたぶん私に気がありますよね」って感じで、その誰だか知らない男性からのメールを何通も読まされたりすることがあります。まさかその彼は渋谷のバーテンダーが自分のメールを読んで「これは絶対に気がありますよ」なんて言ってるとは想像していないでしょう。

あるいは先日は「私って、一回寝たら、次にもう一回寝ようって誘われないんですよ。私のセックスの何がいけないんだと思います?」なんて質問もされました。ええと、僕があなたと寝てみないとわかんないです、とも答えられないですし、なかなか難しいものです。

そして先日、ある女性にこんな質問をされました。

「私、自分が決して綺麗じゃないってことはわかってるんです。でも、世の中には私よりブスでもそれなりにモテる人もいるし、かなりデブな人でも普通に結婚してたくさん子供がいたりするじゃないですか。あれはどうしてなんですか?」

ちょっとこれまたすごい質問ですよね。でも確かに、こういう疑問って多くの女性が感じていると思います。というわけで、この疑問について考えてみました。

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes・note会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

渋谷のバーのマスターが教える、恋愛作法のエトセトラ。ついに書籍化!

ケイクス

この連載について

初回を読む
ワイングラスのむこう側

林伸次

東京・渋谷で16年、カウンターの向こうからバーに集う人たちの姿を見つめてきた、ワインバー「bar bossa(バールボッサ)」の店主・林伸次さん。バーを舞台に交差する人間模様。バーだから漏らしてしまう本音。ずっとカウンターに立ち続けて...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

sukuwet めっちゃ勇気をもらったけど 3年以上前 replyretweetfavorite

nishiaratter 今週もやっと読めた^_^女性には絶対読んで欲しい本当のことです。→ 4年以上前 replyretweetfavorite

Kumakuring 林さんは本当に文章がきれいだなと思う。 4年以上前 replyretweetfavorite

yu_suzuki0406 林さんの文章、とても好き。内容からは林さんの人の良さが伝わってきて、文体が非常に読みやすい。こういった人を惹きつける文を書ける人は素敵だ。 4年以上前 replyretweetfavorite