第8回】新年度、子供の出費どうする? 「マネー会議」の落とし穴

新年度というのは、細かなお金がいろいろとかかるもの 。一度に払う金額は極端に多くはないけれど、まとめてみると意外に高額になってしまうのです。この春、長女が大学に入学した横山家。毎月の恒例行事となっている「家族のマネー会議」では、どんなことが議題に上がったのでしょうか。そして、子どもたちに「お金」について自主性を育むために始めた「マネー会議」の思わぬ落とし穴とは?

準備していた「教育費」だけでは通用しない!?

新年度。お子さんのいる方は、入学金や授業料など、ある程度の出費を予想していることだと思う。しかし、家計再生コンサルタントの自分であっても、今年長女が大学に入学するにあたり、当初描いていたよりもさらにお金がかかることに驚いている。 今回は新学期に「意外に」かかるお金について、思うことをお伝えしていきたい。

前にも書いたとおり、わが家の長女は今年大学入学を迎えた。初年度納入金を納めてほっとしたのもつかの間、授業で使うからと、パソコンを用意するよう指示を受けてきた。学校が指定してきたパソコンは、意味なく安心な、でもおトク感ゼロのお値段だけが良い(高い)代物。 なんと17万円もするのだ。明らかに高かったため、 スペックを満たした他のメーカーで準備してしまった。結果、7万円に収めることができた。

加えて、制服から私服になったことで洋服代も必要になった 。ファストファッションを利用するにしても、まとめて買うとなると、2〜3万円にはなる。入学式用のスーツも必要で、こちらも2〜3万円ほどかかる。

他に参考書や、友達との交際費などもかかる。はじめのうちは特に集まりやコンパが多いから、換算してみると少なくない金額になる。 これらのお金は、わが家の場合、パソコンをのぞいては、とりあえず娘が自分の貯金からまず支払っているという状況だった。

そうした新生活に伴う支出についての現状を本人から報告されたのは、先日の「家族マネー会議」でのことだ。

「家族マネー会議」で子どもの考えを知る

「家族マネー会議」というのは、一ヶ月に1度、給料日前後で家族みんなが集まって、その月のお金の使い方を計画する会議だ。わが家で以前より取り組んでいることで、会社でいう「全体ミーティング」にあたる。欲しいものや必要なもの、予定外にお金がかかってしまった場合の弁明など、家族それぞれが「お金」にかんすることを多岐にわたって話す。ひとつの支出とってもいろいろな意見が出てくるし、家族の動向もわかるので、家族間のコミュニケーションにも一役買っている。

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家計再生コンサルタントの本音

横山光昭

家計再生コンサルタントとして過ごした15年近くの日々。ファイナンシャルプランナーとしての一面を持ち合わせながら、借金だらけの家計から、貯金を作りたい・増やしたいという家計まで幅広くサポートしてきました。その経験から、感じたこと、考えた...もっと読む

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コメント

chiakitakasaki 授業で使うパソコンスペック指定されたのを自分で買うんだ。びっくり.. 約4年前 replyretweetfavorite

sugawa すてきなご家庭……! 約4年前 replyretweetfavorite