第四章 あなたの会社は大丈夫? vol.3 理想の経営者とは?

まちがいだらけの転職市場、ビジネス事情にメスをいれ、多くの社会人を叱咤激励した漫画『エンゼルバンク』。そのエッセンスを凝縮した副読本の内容をcakesでもお届けします。理想の経営者とは、赤字に陥った時、どのような行動に出る人のことを言うのでしょうか。(『会社に左右されない仕事術』より)

コピー代を削る会社に明日はない

 会社が赤字に陥ったとき、多くの経営者は自社の「無駄」に注目する。

 とにかく無駄を削れば赤字が縮小できると考え、コピー代を削ろうとしたり、蛍光灯の数を減らしたり、交際費の上限を決めて厳格に守らせたり、観葉植物を撤去したりと、さまざまな策を講じる。

 だが、はっきりいっておこう。

 赤字になった途端にコピー代を削る経営者に、会社を経営する資格などない。経営者に求められる重要な資質が、もののみごとに欠落しているのだ。

  たしかに、コピー代を削ったらそれだけ経費の削減につながる。大きな企業であればコピーまわりだけでも数千万円の経費になりうるし、そこを見直せばかなりの節約になるだろう。しかし、いうまでもないことだが、会社は別にコピーや電気を使いすぎたから赤字になったわけではない。赤字の原因はまったく別のところにある。

 世の経営者たちは、どうして赤字の根本原因に目を向けず、手近なコピー代や電気代の節約に走ってしまうのだろう?

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会社に左右されない仕事術

三田紀房

まちがいだらけの転職市場、ビジネス事情にメスをいれ、多くの社会人を叱咤激励した漫画『エンゼルバンク』。そのエッセンスを凝縮した副読本の一冊、『会社に左右されない仕事術』の内容を、cakesでもお届けします。はじめてのことばかりで悩む新...もっと読む

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