ルドルフ・シュタイナー展「天使の国」—黒板にのこされたメッセージ

ルドルフ・シュタイナーという名前をご存知ですか? 「人智学」の創始者として知られ、彼の思想にもとづいて子供を育てる「シュタイナー教育」というものも存在します。芸術家として名をなしたわけではない彼の個展で展示されているのは、当時の講義で黒板に描かれたドローイングや、活動の拠点とした建築「ゲーテアヌム」の資料など。独自の思想を追い求めるうちに彼が築き上げた危うげで魅惑的な世界に触れてみませんか?

東京メトロ外苑前駅からしばらく歩くと、シマシマの外観が目立つ風変わりな建物が見えてきます。この2階から4階にかけて、ワタリウム美術館の展示室が広がっています。現代美術作品を扱うことの多いスペースで、現在は、「ルドルフ・シュタイナー展 天使の国」が開かれています。

ルドルフ・シュタイナーという人物の名前、聞き及びはありますでしょうか。美術のお話ではなく、哲学や歴史、教育の分野でなら「ああ、なんとなく」という人が多いのでは? そう、シュタイナーはどちらかといえば思想家として知られている存在です。「人智学」という神秘的な考えを体系化したり、独自のメソッド「シュタイナー教育」を確立したりといった業績が歴史に残っています。


黒板ドローイング 人も植物も状況次第 1922年9月30日

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アート・コンシェルジュからの便り

山内宏泰

世に“アート・コンシェルジュ”を名乗る人物がいることを、ご存じでしょうか。アートのことはよく知らないけれどアートをもっと楽しんでみたい、という人のために、わかりやすい解説でアートの世界へ誘ってくれる、アート鑑賞のプロフェッショナルです...もっと読む

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コメント

k_akiti この間は、時間がなくて少しだけしか見られなかったけど、また必ず行く。もう少し、勉強してから。 4年弱前 replyretweetfavorite

takayuki_togo 「黒板ドローイング 人も植物も状況次第」 これすきだな。 4年弱前 replyretweetfavorite

Arihara_Yoshio @hositsumugi1120 つむぎちゃん、コレ行きました?https://t.co/snlfUVS7g4 4年弱前 replyretweetfavorite