醤油ぶっかけ!? パリジャンの「米」の食べ方

フランス料理といえば、「パン」が欠かせないイメージがありませんか? たしかにそうなのですが、実はフランスの人々にとって「米」も重要な食材のひとつなんです。パリに暮らす中村綾花さんが発見した、パリジャンたちの衝撃的な米の食べ方とは? 生粋の日本生まれ日本育ちでありながら、フランス人と結婚した中村綾花さんが、 “すっぽんぽん”なパリの日常をレポートしていきます。

主食はパンでおかずが米!?

パリジャンといえば毎日パンばっかり食べてるイメージがありますよね。

たしかに、彼らは朝昼晩とパン屋に行列をつくって焼きたてのパンを毎日買い求めます。日本でいう長細い「フランスパン」が、フランスでは「バゲット」と呼ばれるもので、一本1ユーロ(140 円)前後なり。
レストランに行けば小さなかごに入ったスライスされたバゲットがでてきますが、これは食べ放題が基本です。

でも、彼らは米も結構食べるんですよ。
フランス人の年間米平均消費量はなんと一人当たり7kg!
日本人の年間消費量は59kgということで、それに比べれば少ないですが、なかなかの量だと思いませんか?

そんな彼らが一体どういうシチュエーションで米を食べているかというと日本とは微妙にずれているんです……

メインディッシュの付け合わせとして

レストランで魚介、特にエビのメインディッシュを頼んだら、必ずといっていいほど米がついてきます。もちろん、それとともにバゲットもたくさん食べるので、ちょっと妙な気分です。


サラダの中に野菜の一つとして

メインディッシュの付け合わせになる、ということから分かるようにフランスでは「米は野菜の一つ」と考えられています。そのため、サラダの具としても使います。

うちの義理母が家庭料理として作ってくれる米を使ったサラダの定番は、冷やご飯にハム、サラダ菜、チーズをミックスして、お酢とオイルで味付けするというもの。夏によく作ってくれるフランス母の味、 おなかもふくれます。

デザートのメイン素材として

実はフランスでは米を使ったデザートが一般的。ミルクで米を甘く煮た「Riz au lait」リ・オ・レ(Riz;フランス語の米の意)は、スーパーでもヨーグルトなどと並んで置かれていて、日本人でいうところのプッチンプリン並にみんなが大好きなデザートの一つです。食べてみると、米が甘いミルクを絡まってて、これまた不思議な感覚です。

日本食自体もパリジャンには親しまれているのですが、それ以外でも、米はパリジャンにとって 食べる機会が多い慣れ親しんだものなのです。

パリジャンは濃ゆい味がお好き

と……ここまででも日本人とパリジャンの米の食べ方の違いをわかってもらえたかと思います。

私がパリで一番ぶったまげたのが、彼らは米にそのソースをぶっかけて食べるということです。

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パリジャン十色

中村綾花

“花の都”と称され、雑誌やテレビでもその優雅なイメージが特集されることの多い、フランスの首都・パリ。パンやスイーツはおいしいし、ファッションは最先端だし、歴史ある建物たちも美しいし、住んでいる人もおしゃれな人ばかり……と思いきや、パリ...もっと読む

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コメント

mimiue888 【第2回】 4年以上前 replyretweetfavorite

ayakahan ★今なら無料で読めます!★ 連載「すっぽんぽんパリ」 4年以上前 replyretweetfavorite

idea_ink 中村綾花さんcakes連載第2回。パリにこんな米文化があったとは! 4年以上前 replyretweetfavorite

ab_sn 【第2回】|すっぽんぽんパリ|中村綾花 @ayakahan |cakes(ケイクス) なんちゅう食文化、、 https://t.co/hZOyFIG4qW 4年以上前 replyretweetfavorite