スマートフォンは携帯電話より月額料金が高くなりがちで、iPhoneも例外ではない。パケット定額プランに入ることが必須となり、ソフトバンクとau共に、スタンダードなプランで毎月6000円以上かかる計算だ。
節約するには2段階定額にして、下限の金額で運用するのが一つの策。ただし、普通に使っているとすぐに上限に達してしまうため、下限にとどめるには3G/LTEのオフはマストだと考えよう。
モバイルルーターを使う方法もあるが、iPhone5の場合は現実的にほとんど安くならないか、むしろ高くなってしまう。不便にはなるが、自宅や公衆無線LANサービスを利用してデータ通信料を節約する方法がある。
その他、通話料を節約するために、無料通話アプリを利用するのも得策だ。また、現在はiPhone4S以前のモデルのみ対応だが、格安のSIMカードを使う方法も上級者編として紹介しよう。
それぞれ不自由な点はあるが、月々の支払いは確実に安くなる。
公衆無線LANサービスを活用
パケット通信の定額プランを2段階のものにして、iPhoneの3G/LTE接続をオフにする方法。インターネットに接続するときは、自宅や公衆無線LANで済ませる。どこでもつながるわけではないのでブラウザーやメールをヘビーに利用している人には向かないが、かなり節約できる。auは「ダブル定額スーパーライト」の下限390円、ソフトバンクは「パケットし放題 for 4G LTE」の下限2100円がかかる。さらにauの場合には「毎月割」が受けられなくなってしまうため、2000円強余分に支払いが発生すると考えていいだろう。
それでも、金額がフラットなパケット定額プランは5460円かかるので、3000円前後は安くなるのだ。
cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。