第5章 ブログで年間500万円稼いだ話 Vol.3 上位0.01%に食いこむにはどうすればいいのか

空気なんて読まなくていい。人に嫌われてもいい。友だちなんていらない。そんな「覚悟」が人生を変えてくれる――容姿や能力に自信が持てず、他人の目ばかりを気にしていたぼくが、なぜ「今」勇気を持てているのか? 何者でもないのに、何者をも恐れなくなったプロブロガーの仕事術を公開する本『なぜ僕は「炎上」を恐れないのか』が2月18日発売決定! 臆病だったぼくにもできた。だから、あなたに「今」その勇気がないのは、絶対にあなたのせいじゃないんだ ――。全原稿を月・木の週2回で連載。

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四度目のトレーニングデイズ

 ぼくのブログは歴史も浅く(2009年開設)、まさに「後続」のポジションでした。ここから追い上げていくためには、ほかの人がやらないことに手をつけなければいけません。
 そんなわけで、2012年4月以降、先行する有名ブログを毎日チェックし、市場を研究することにしました。彼らが「まだやっていないこと」「やろうと思ってもできないこと」はなんであるかを、知ろうとしたのです。
 彼らは何に手をつけていないのか。まず気づいたのは、多くのブロガーが「海外の最新情報」にうまくキャッチアップできていないことでした。おそらく、多くの人にとって英文ニュースを読むことはハードルが高く、コストパフォーマンスがよくない(と判断している)ことだったのでしょう。
 幸いにして、ぼくには受験時代に培った英文読解能力がありました。英文ニュースを読むことは苦ではありません。だったら、ほかのブロガーがやらない「海外ニュースの紹介」に手をつけるべきです。
 プロブロガーを志した2012年の4月には、早速ブログに「最新ニュース」カテゴリを開設し、主にテクノロジーに関する英文ニュースの要約提供をはじめました。
 英文ニュースはまさにネタの宝庫で、多い日だとブログ記事を14本更新した日もありました。記事本数を増やしたため、アクセス数はほぼ倍増。収益も大幅に増えました(なお、英文ニュースの要約は徐々に競合が増えてきたので、現在は更新をストップしています)。

 ほかにも市場を研究するなかで、先行するプロのブロガーたちが、自分の収益やアクセス数をなぜか秘匿していることにも気づきました。特に売上に関してはブラックボックス状態で、彼らは「ブログで生計を立てている」ことは公言していても、実際に「どのくらいのアクセスがあって、いくら稼いでいるか」を公開していなかったのです。
 となれば、ここにもぜひとも手をつけるべきです。ぼくは2012年の4月から、自分のブログの売り上げとアクセス数を公開しはじめました。「このくらいのアクセスがあって、こういうコンテンツを出していけば、これくらい稼げる」という情報はほとんど出回っていなかったので、ぼくのブログ記事は多くの方に喜ばれるものとなりました。
 ブログの運営ノウハウを記した書籍の世界でも、こうした売上・アクセス数に関する情報は出回っていませんでした。となれば、これも早速開示すべきです。
 ぼくは、自著『武器としての書く技術』(中経出版)のなかで、おそらく史上はじめて書籍のなかで、売上やアクセス数に関する具体的なデータを公開しました。こうした情報は役に立ったようで、アマゾンレビューでは「ブログで稼ぐのはあまり割に合わないということがわかりやすかった」「リアルな事実が公開されている」という嬉しい評価をいただいています。
 2012年5月の時点ではページビューは44万に達し、月の売上も20万円を超えました。4月にプロを目指しはじめたときは「家賃+生活費で、15万円くらい稼げれば上出来かな……」と思っていたため、この成果は完全に想定外です。
 2012年の10月には、日本でもアマゾンの電子書籍が購入可能になりました。これは大きなビジネスチャンスだと思い立ち、積極的に電子書籍のセール情報や、新刊情報を提供しはじめました。これも、当時としてはかなり早かった部類だと思います。「電子書籍の紹介」は現在人気コンテンツとなっており、ぼくのブログを通して年間数万点の書籍が売れています。売れる本は300冊以上売っているので、ちょっとした本屋さんより影響力があると自負しています。

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なぜ僕は「炎上」を恐れないのか—年500万円稼ぐプロ・ブロガーの仕事術

イケダハヤト

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