仲暁子 vol.3 シンプルで、必要で、お金を払いたくなるサービスを。

今や7万人のユーザーがいるシゴト充実化サービスの「Wantedly(ウォンテッドリー)」。しかし、Wantedlyは最初、FacebookでつながるQ&Aサイトだったといいます。ゼロからサービスを立ち上げ、ウォンテッドリーが「シゴトでココロオドル人をふやす」という理念にたどり着くまでの経緯を、CEOの仲暁子さんに聞いていきます。

マンガ投稿サイトからFacebook、Q&Aサイトを経てWantedlyに

藤野 1年間マンガばかり描いているうちに、マンガを世界に発信する投稿サイトのアイデアが生まれたそうですね。そのアイデアはどうなったのでしょう。

 とりあえず独学でプログラミングを学び、「Magajin」というマンガ投稿サイトのプロトタイプをつくってみたんです。それを広げるため、そして作りこむためにどうしたらいいのか考えてたとき、IT関係のイベントでFacebookの日本法人代表の方と知り合いになりました。そうしたら、Facebookの仕事をやらないかと誘っていただけて。

藤野 おお、ここでFacebookが出てくるんですね。でも仲さんはMagajinがやりたかったんですよね?

 そうなんです。だけど、二足のわらじでもいい、と言っていただけたので、とりあえず週の半分くらい働ければと思ってFacebookに入りました。そうしたら、やっぱりFacebookはすごくおもしろかったんですよね。

藤野 ゴールドマン・サックスとFacebookって、アメリカのまったく違う面を代表する会社ですよね。両方経験してみて、いかがでしたか?

 投資銀行はキラキラしていて、みんなプライドを持って胸を張っている。高貴な感じでした(笑)。マーケット部門にいたので、勤務時間はみんな鼻血が出そうな勢いでガーッと働いて、時間が来たらサッと帰る。メリハリがありました。Facebookはみんな夜中までわーっと作業して、疲れたら寝袋に入って寝て、復活してまた働く、みたいな感じ。大学時代にアルバイトしていたベンチャー企業と似ていたので、こっちのほうが自然な環境でした。働き方の違いはあるけれど、働いている人のレベル感やコミットする熱量は、あまり変わらないと感じます。

藤野 なるほど。そのままFacebookで働くということは考えませんでした?

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イケてる経営者が日本を救う

藤野英人

日本株ファンドの「ひふみ投信」で抜群の成績を残しているファンドマネージャー藤野英人氏がイケてる日本企業の経営者にインタビューし、投資家の目線で成長の秘密をひもといていく対談連載。50歳未満の「アニキ編」と50歳以上の「オヤジ編」の2編...もっと読む

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コメント

taniyang リーンスタートアップの話。  4年以上前 replyretweetfavorite

yaiask 藤野 英人さん@fu4と、Wantedly 4年以上前 replyretweetfavorite

fu4 公開しました!|[今なら無料!]ファンドマネージャー・藤野英人氏が今イケてる経営者にインタビュー! 経営の秘密を紐解いていきます。 4年以上前 replyretweetfavorite