※「フェル先生のさわやか人生相談」は、noteの定期購読マガジン「週刊フェル」にお引越ししました。詳細は記事の最後をお読みください。
チョコは渡したけれど……
Q1. バレンタイン、ずっと憧れていた人にチョコを渡しました。しかし好きな人すぎたため緊張しすぎて、「今日はありがとうございました」みたいに口のなかで早口で言って押し付ける感じになってしまいました。それから2週間たちますが、いまだ何のレスポンスもありません。やっぱり渡し方がまずかったでしょうか。いまさらですがちゃんと告白したほうがいいんでしょうか。でも告白は相手にしてほしいんですよね……(21歳・女性・販売員)
A1. おー! 憧れの人にバレンタインのチョコを渡すことが出来ましたか。「今日はありがとうございました」と言うくらいですから、2月14日当日は、キチンとデートの形態を取り、そのシメとしてチョコを渡すことができたわけですね。まずはおめでとうございます。
職場ですれ違いざまに渡すとか、デスクの引き出しに入れておくとかではなく、バレンタイン当日デートの後に直接手渡しができているのですから、現状あなたは「ライバル不在」の状態と見ていいでしょう。その彼氏に対して、電車の中とか職場の廊下とかでイキナリ渡す、“通り魔的”な女性はいたかも知れませんが、なに、そんな連中は物の数には入りません。その点は安心していいでしょう。考えてみてください。彼氏は1年のうち、たった1日しかないめでたいバレンタイン当日に、あなたのために時間をとっているのですよ。これは大変なアドバンテージです。複数の女性と同時並行で付き合っていると、バレンタインやクリスマスのタイムマネジメントは本当に苦労するんです。今年も大変でした。某社の編集者に協力を要請して、8時半位にケータイに電話を入れてもらい、「フェルさん! 原稿は進んでいるんでしょうね。締め切りは今朝ですよ。まさか外で食事なんかしていないでしょうね!」と一発怒鳴ってもらうのです。で、それを受けた私は、「ヤバい。マジで怒ってる。帰って書かないと……」と顔面蒼白で言うわけです。こうして次の……や、私の話はどうでもいいですね。あなたの事案に戻りましょう。
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