第4章 偏差値55から半年で早稲田大学に合格った話 Vol.3 自分より優秀な人に勝つためには

空気なんて読まなくていい。人に嫌われてもいい。友だちなんていらない。そんな「覚悟」が人生を変えてくれる――容姿や能力に自信が持てず、他人の目ばかりを気にしていたぼくが、なぜ「今」勇気を持てているのか? 何者でもないのに、何者をも恐れなくなったプロブロガーの仕事術を公開する本『なぜ僕は「炎上」を恐れないのか』が2月18日発売決定! 臆病だったぼくにもできた。だから、あなたに「今」その勇気がないのは、絶対にあなたのせいじゃないんだ ――。全原稿を月・木の週2回で連載。

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「マイルール」をつくり「ゲーム化」する

 というわけで、「情熱」を持って「圧倒的な時間」を「効率的」に投入すれば、一流になる確率は格段に高まります。これさえできれば、どんな分野でもそれなりの成果を挙げることができるはずです。
 が、問題は「それができれば苦労はしない」ということです。特に難しいのは「情熱を持って」という部分です。
 情熱を持つことができないがために、時間も割くことができず、効率性も追求できないというのが、ぼくらがぶち当たる壁です。
 実際、ぼくらが取り組むことは、そのすべてが情熱を傾けられることばかりではありません。ぼく自身も、「電話応対」「外回りの営業」などに関しては、未来永劫、たとえ生まれ変わったとしても情熱的になれる気がしません。
 だからこそ、ぼくは「好きなことを仕事にする」ことが大切だと考えています。好きなことを仕事にすれば、自然と費やす時間も、試行錯誤の回数も増えます。好きでもないことに時間を割いたり、試行錯誤するのは苦痛でしかありませんから(この「好きを仕事にすること」に関しては、また「あとがき」で詳しくお話したいと思います)。

とはいえ、「好きでも嫌いでもないこと」なら、ある程度の工夫で「情熱」を持つことができるようになるとも思います。秘訣は、自分が取り組むその課題を「ゲーム」にしてしまうことです。ここでは、その「ゲーム化」という方法について解説していきます。
 「ゲーム」というものは、必ず「ルール」があります。別のことばでいえば「制約」です。将棋なら「81マスの盤・40枚の駒」で戦う、サッカーなら「11人のチーム」で戦うという制約があるように、ゲームの楽しさの本質というのは、与えられた制約のなかで、いかに高いパフォーマンスを成し遂げるか、ということだとぼくは考えています。
 たとえば、「今からブログを書いてください」と言われるのと、「今から『5分で』ブログを書いてください」と言われるのでは、その緊張感や楽しさは格段に変わります。制約があると自然と集中力も高まりますし、成果に対する意識も強まります。
 受験勉強においても、ぼくは努めて「ゲーム化」を意識して行っていました。世界史の勉強をしていたときのルールは「できるだけ多くの時間を割くこと」「できるだけ迅速に、高い得点を獲得すること」などを掲げていました。
 時間に関しては、毎日勉強時間をストップウォッチで計測します。「今日は5時間15分できた」「今日は5時間30分できた。もうちょい睡眠時間削ろうかな」「早起きしたので今日は6時間も割くことができた!」と時間管理することで、不思議と勉強は楽しくなっていきます。
 得点に関しては、同じ問題集をひたすら繰り返し、回答時間と正答率を記録していきます。
 同じ問題集を繰り返すと、「今日は30分で80%の正答率だった」「今日は25分で85%の正答率だった」「今日は20分で92%の正答率だった」と、具体的なパフォーマンスを可視化することができます。
 こうしてルールをつくり、成果を可視化し、自分の成長を実感できるようになると、勉強は自然と楽しくなっていきます。つまらなくなりがちな暗記科目の勉強ですら、それだけで、楽しいゲームになります。

「ゲーム化」の効果

 やっていることを「ルール化」することで「ゲーム化」するという方法を突き詰めて、大きな成果を挙げた人の例としては、ダイエットの分野で、「レコーディングダイエット」を生み出した、オタキングこと、岡田斗司夫さんが『いつまでもデブと思うなよ』(新潮新書)で紹介したものが有名です。

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コメント

porpor35 ゲーム化はぼくも取り入れています。→ 4年弱前 replyretweetfavorite

abm 3つの成功法則①圧倒的な時間を掛ける、②時間を掛けるために、情熱を持つ、③試行錯誤を重ね、効率性を追求する> 4年弱前 replyretweetfavorite