第2回 抜書きの大きな効用

本を読みながらメモを取ると、どうでもいい部分に捕えこまれたり、読む速度が落ちたりしてしまうのでお勧めしない、という福田和也先生。しかし、何かを書き残しておかないとすぐに忘れてしまいます。その中で福田先生がたどり着いたのは「抜書き」。そのメリットをご紹介します。
好評発売中のPHPビジネス新書『【改訂版】ひと月百冊よみ、三百枚書く私の方法』から、『第2章「抜書き」の多様なメリット』を公開します。


ページを「折る」

 私は本を読むと、不作法かもしれませんが、メモを取ろうと思ったところ、あるいは引用しようと思ったところのページの上部を折っていきます。  
 折るだけで、メモは取らない。  
 そして、読了すると、今度は折ったところだけを、もう一度読み直す。  
 そうすると、なんで折ったのか分からないところも出てきますが、それは放っておけばいい。もちろん、折った時は大事だと思ったけれど、通読してみた後では、たいしたことはないところも、放っておく。  
 それで、もう一度読んで大事だと思ったところは、今度は下のところを折っていくのです。


ページの折り方

 そこで、ノート、あるいはメモ帳を出します。  
 そして、メモ帳に、下を折ったところを書き写し、コメントをメモする。  
 この、書き写すというのが、とても大事なことです。  

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ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法

福田和也

文筆家が膨大な量のインプットとアウトプットを実現させる技術は、実はビジネスマンに非常に有用だ。仕事の量は減らせない、でも質を下げるのは論外。その厳しい線を突き詰めた「読み・書き」のノウハウは、情報を選りすぐって血肉とし、知的生産へと昇...もっと読む

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コメント

hazkkoi 筆記具に拘るとことで意識も変わりますよね。 4年以上前 replyretweetfavorite

1538th ページの角を折る/あとで(私はPCで)書き写す。最近始めたら思った以上に文章や言葉を味わえます。リスト化できるし、読書の次の楽しみ 4年以上前 replyretweetfavorite