第1回 ひと月百冊を読み、三百枚を書く

ひと月に最低百冊の書籍を読み、四百字詰め三百枚を執筆するという作家の福田和也先生。一方で、八時間睡眠を確保し、大学での講義・ゼミの指導を行い、そして社交も欠かさないといいます。そんな福田先生が模索の中から確立した「読み方、書き方」とは?
好評発売中のPHPビジネス新書『【改訂版】ひと月百冊よみ、三百枚書く私の方法』から、一部を公開します。


 なぜ、そんなにたくさん本を読めるのですか?  
 なぜ、そんなにたくさん書けるのですか?

 という質問を、このごろよく受けます。  
 無論、文芸批評家や、論壇の評論家として看板をかけているわけですから、文学とか外交のことも聞かれます。
 でも、読むこと、書くことについての質問もかなり多い。  
 後にくわしく述べますが、たしかに私はたくさん読んで、たくさん書いています。  
 そこに注目する、あるいは、驚く人が少なからずいるのでしょう。  
 同時に、どうすれば本を早く読めるのか、文章をたくさん書けるのか、という点について悩んだり、課題としたりしている人がいるのでしょう。  
 その疑問に応えるのが、本書『【改訂版】ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法』の主旨です。  
 いかにして、福田和也は、かくもたくさんの本を読み、たくさんの文章を書けるのか。  
 その技術と秘訣をあまねくお教えする、というと大袈裟ですが、私が普段どのように生活し、歩きまわり、仕事をしているか。その有り様をお伝えすれば、新聞や出版などマスコミの仕事に限らず、あらゆるビジネスをする上での助けになるかもしれません。
 何故なら、読むこと、書くことには、必ず発見があるからです。そしてその発見こそが、新しい仕事の原動力になるからです。

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この連載について

ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法

福田和也

文筆家が膨大な量のインプットとアウトプットを実現させる技術は、実はビジネスマンに非常に有用だ。仕事の量は減らせない、でも質を下げるのは論外。その厳しい線を突き詰めた「読み・書き」のノウハウは、情報を選りすぐって血肉とし、知的生産へと昇...もっと読む

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