編集部のつぶやき
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先日、小説家・窪美澄さんにお話伺いました。窪さんの小説は、いい感じにエロい。お薬やら暴力やら情念やらでこんがらがりがちな性も、窪さんの小説だとあら不思議、等身大にまっすぐエロいのです。新作『よるのふくらみ』もビシッとエロくて、でも真摯に優しくて、オススメです。(N) |
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土曜日、何の気力もわかず布団から出られませんでした。「気力」を画像検索したもののやる気のなくなる画像ばかりだったので寝続けましたが、日曜日は、なんとか布団から出ました。でも、ふつうに高熱だったので、おとなしく布団に戻りました。(R) |
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僕の戦いは終わった。ソチ五輪で連日寝不足、オフィスでの眠気との死闘。浅田真央の演技、素晴らしかった。ただ、連日の寝坊でご迷惑をおかけしたみなさん、申し訳ありませんでした。今日から心を入れ替えてがんばります。6月のW杯までは。「居酒屋サッカー論」読んで予習しよ。(D) |
ピックアップ
東京都知事選挙、本当の勝者すべてのニュースは賞味期限切れである速水健朗 / おぐらりゅうじ速水健朗、おぐらりゅうじが時事問題を好き勝手にしゃべる放談連載。今回は先日投開票された都知事選について。小泉純一郎が後押しした細川護煕の出馬や、起業家・家入一真の出馬など、戦前は盛り上がった都知事選でしたが、蓋を開けてみれば前評判通り舛添要一の圧勝。想像どおりになったこの選挙結果を、ふたりはどう面白く読み解くのでしょう。 |
【前編】純文学と本格ミステリーを“同在”させて大きくする純文学で一番「売れる」作家の本音——中村文則インタビュー中村文則中村文則さんは2002年に新潮新人賞でデビューし、野間文芸新人賞、芥川賞と、純文学の王道キャリアを最速ペースで歩んできました。そして、2009年に刊行された長編小説『掏摸<スリ>』で、一気にエンターテインメントの領域へ踏み出しました。天才スリ師の青年が、「最悪」の男との命がけの戦いを描いたスリリングな作品は、エンターテインメントでありつつ純文学でもありました。奇跡のバランスはいかにして生まれたのでしょうか? |
【後編】「嫌われる」ことは、自分の人生を生きることだ自由に生きるための武器・アドラー心理学——岸見一郎×安藤美冬対談岸見一郎 / 安藤美冬アドラー心理学のエッセンスを凝縮した『嫌われる勇気』。同書の大ファンだという安藤美冬さんと著者の一人である哲学者の岸見さんによる対談の最終回です。「トラウマは存在しない」「自己肯定するな」などと、従来の心理学のイメージを覆す考え方が満載のアドラー心理学。本書のタイトルとなった「嫌われる」という言葉も、一見ネガティブに聞こえますが、実はとてつもなく前向きなメッセージが込められていました。 |
第2回「逡巡」(1/3)中央線に乗って有実 泊Twitterのフォロワー6万以上、日々トガったツイートで人々を魅了する鬼才、ダ・ヴィンチ・恐山。ウェブを飛び出して大喜利やマンガでも活躍する彼が、有実泊(ありみ・とまる)として、初の小説連載をcakesで開始します!単行本はリトル・モア社から刊行予定! 第2回のタイトルは「逡巡」。意味は決断をためらい、グズグズすること。午後2時過ぎ、一人で電車に乗る男の悩みとは? |
【前編】一生懸命に打ち込んでいる人がまわりにいなかった、だから。根拠もないけれど、それをアホみたいに信じてきた——KANA-BOONインタビューKANA-BOON2013年のデビュー以来、まさに「快進撃」と言える勢いで人気を拡大してきたロックバンドKANA-BOON。昨年秋にリリースされた1stフルアルバム『DOPPEL』がオリコン3位を記録、圧倒的なライブパフォーマンスでファンを一気に拡大し、名実ともに新世代ロックバンドの代表格となりました。地元大阪の高校の同級生4人で結成し、とんとん拍子で夢を叶えたように見えますが、実際のところはどうだったのでしょうか。初回はいつも叱ってくれた部活のセンセのお話から。 |