編集部のつぶやき
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「小説」という言葉の由来ご存じですか? 政治の志や国の歴史などを語る大きな説話に比して、小さな説とのこと。本日から新城カズマさんの小説、第二部が始まりました。優れた物語は小さくても我が事のように切実なものです。自殺をめぐるこのエンタメ小説がみなさんにとってタイセツでありますよう。(N) |
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都知事選とかオリンピック開幕とか20年ぶりの豪雪とか音楽家のゴーストライター問題とかaikoの新曲発売とか、速水健朗さんとおぐらりゅうじさんの時事対談連載で取り上げてもらいたいネタに事欠かないこの世界。だけど朝寝をしていたい。(D) |
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実は宗教勧誘を一度もされたことがありません。やはり、私が特定の宗教(ボーイズラブ教)の敬虔な信者であることが傍目にも明らかだからでしょうか。などと思っていたら、「友達とお金が少ないからじゃない?」という指摘を受けました。「ウチの母が宗教にハマりまして。」を熟読して真偽のほどを確かめたいところです。(R) |
特別企画
【特別エッセイ】神様 vs ドアノブ 〜宗教 vs 哲学バトルの思い出〜ウチの母が宗教にハマりまして。藤野美奈子前回完結した藤野美奈子さんのコミックエッセイ『ウチの母が宗教にハマりまして。』。cakesでの連載によせて、藤野さんが書き下ろした特別エッセイをお届けします。会社員をやめて見知らぬ地に嫁ぎ、日中の孤独な時間にたえかねていたころの藤野さん。ある日鳴り響いたチャイムの音に、来客かと期待して扉を開けましたが、待っていたのは宗教の勧誘にきた二人の女性。彼女たちと藤野さんの間に繰り広げられたバトルとは? |
『まほろ駅前狂騒曲』【後編】少年ジャンプの漫画家になりたかった。「記憶」を嗅ぎあう関係の描き方——三浦しをんインタビュー三浦しをんバツイチの便利屋と訳ありの居候が活躍する、三浦しをんさんの「まほろ」シリーズ最新作『まほろ駅前狂騒曲』。『週刊文春』の連載をまとめた本作で、三浦さんは人生で初めて小説の週刊連載に取り組むことになりました。一度は『週刊少年ジャンプ』の漫画家の気持ちを味わってみたかったという三浦さんですが、実際に連載を終えてみての感想は……? 執筆時のこぼれ話も満載の、『まほろ駅前狂騒曲』インタビュー最終回です! |
【後編】なんでも分かち合える時代がやってきたいま、一歩を踏み出す勇気を——堀江貴文『ゼロ』講演レポート『ゼロ』プロジェクト堀江貴文さんが、ベストセラー『ゼロ』(ダイヤモンド社)に込めた想いを直接伝えるために実現させた、全国5都市の無料講演ツアー。前回に引き続き、東京講演の様子をお届けしていきます。後編は、先日都知事選に立候補した家入一真さんを例にとり、人を頼ることの重要性について考えます。インターネットを通じた助け合いが可能となった“分かち合う”時代に、やりたいことをやるために大切なスキルとは? |
【後編】太宰はもう「卒業」しました太宰治『斜陽』のその後——作家・太田治子インタビュー太田治子太宰治の代表作『斜陽』。太宰の死の半年前に刊行されたこの作品は、当時の愛人・太田静子の日記をベースに書かれたものでした。そして刊行直前に、彼女と太宰との間に私生児として生まれたのが、作家・太田治子さん。『斜陽』の文中で「私生児と、その母。けれども私たちは、古い道徳とどこまでも争い、太陽のように生きるつもりです。」と語られた私生児のその後は、どのようなものだったのでしょうか。 |
最終回・菜の花晩酌歳時記佐藤和歌子昨年2月に始まった佐藤和歌子さんの『晩酌歳時記』も、今回が最終回。最後のテーマは、春のおとずれ感じさせる「菜の花」です。今年は自分の中で「菜の花ブーム」が来そうだという佐藤さん。和えものに、炒めものに、混ぜご飯にと、この時期大活躍の菜の花は、実は体にもいいそうです。 |