第3章 中学時代、サイトに月間50万アクセス集めた話 Vol.2 「個人ニュースサイト」で大成功

空気なんて読まなくていい。人に嫌われてもいい。友だちなんていらない。そんな「覚悟」が人生を変えてくれる――容姿や能力に自信が持てず、他人の目ばかりを気にしていたぼくが、なぜ「今」勇気を持てているのか? 何者でもないのに、何者をも恐れなくなったプロブロガーの仕事術を公開する本『なぜ僕は「炎上」を恐れないのか』が2月18日発売決定! 臆病だったぼくにもできた。だから、あなたに「今」その勇気がないのは、絶対にあなたのせいじゃないんだ ――。全原稿を月・木の週2回で連載。

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魔法のおもちゃ

 中学生時代にも「時間を掛ければ抜きん出ることができる」と実感する機会がありました。
 「ハヤト、欲しいもんあるのか? 入学祝いになんか買ってやるぞ」
 中学に進学したある日、父が、突然こう言い出しました。ぼくは迷わず、「パソコンがほしい!」と答えます。
 時は1999年、インターネットの黎明期。いたるところで「インターネットが社会を変える」といわれていた時代でしたから、ぼくはパソコンに興味津々だったのです。

 父に買ってもらったのは、NEC製のデスクトップパソコン。価格は20万近かったはずですが、父の会社の景気がよかったためか、特段の説得の必要もなく、「よし! 買ってやる!」とインターネット回線とセットでプレゼントしてくれたのです。念願のパソコンが家に届いた時、「これで世界中の人とつながることができるんだ」と感慨にふけりました。

 パソコンを手に入れて、ぼくは真っ先に無料でホームページを作成できる「ジオシティーズ」を利用し、自分のサイトをつくりました。当時はネット上に自分の場所を持つということが、大変にクールなことだったのです。
 そこからは、ありあまる青春の時間を「サイト運営」に費やすことになりました。
 様々なサイトを、情熱に任せてつくりました。
 ジャンルは多岐に及び、笑える文章を投稿する「テキストサイト」、自作のフォントを配布する「フォントサイト」、画像素材を配布する「画像サイト」、父の会社のサイトもつくりましたし、中学校のサイトも勝手につくってしまった記憶があります。

 数だけでいえば、パソコンを買い与えられてから1~2年で30個はサイトを立ち上げたはずです。
 ホームページを制作するスキルは、独学で学びました。なんせ時間があったので、一日4~5時間はその勉強に費やしていました。分厚いHTML(*1)のタグ辞典を親に買ってもらい、それを参考にしながらひとつひとつコードを打ちこみ、真っ白なキャンバスに絵を描くようにパーツを配置していきました。
 その「作品」は、世界中のどこからでも見ることができるのです。インターネットは、あのころのぼくにとって魔法のように時間を忘れて没頭できる「遊び」でした。

(*1)HTML……HyperText Markup Language(ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ)の略。ウェブページの記述や構築をするための最も有名なコンピュータ言語(=マークアップ言語)の一つ。

個人ニュースサイト

 そうして夢中になってサイトをつくっていくなかで、ホームラン級にヒットしたのが「個人ニュースサイト」でした。

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なぜ僕は「炎上」を恐れないのか—年500万円稼ぐプロ・ブロガーの仕事術

イケダハヤト

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masumasu_o スーパー中学生、イケダハヤトさんの本領が発揮された日の話 4年弱前 replyretweetfavorite

masumasu_o イケダさんの才能が開花し出す話のはじまりはじまり 4年弱前 replyretweetfavorite