第23回】 国別ワイン販売事情〈韓国出張編〉

今回は、韓国出張を通して、ワイン事情やワインショップの事情をお伝えします! フランス・ブルゴーニュで大人気のワインをつくる生産者・仲田さんから見る韓国で人気のワイン、営業方法、そしてなんと8キロもやせてしまったという出張の詳細とは……?

みなさん、こんにちは。日本はとても寒くなっているようですね。

私はじつは、前回の更新からなんと8キロもやせました。
その理由は……今日のテーマである、韓国出張にあります。

私たち、ルー・デュモンのワインは、フランスや日本以外のいろいろな国に輸出をしています。
とはいっても、じつは国ごとにそれぞれ、販売の方法が違うんです。今年は、国ごとのワイン事情を少しずつ紹介していこうと思います。

年始早々、1人で韓国に出張に行ってきました。日本からするとお隣の国で身近な感じがしますが、ふだんフランスのブルゴーニュで暮らしている私にとっては、本当に遠い国という気がします。

韓国は、私たちの販売先の上位5番目で、とても重要な国です。
もちろん、国と取引をしているわけではなく、私達の取引先はワインの輸入業者さんです。
その輸入業者さんから、レストランやホテルやワインショップ、デパートなどに置いてもらい、そこで販売されます。

皆さん、ご存じでしたか?
じつは韓国は、アジア諸国でもっともワインの税金の高い国のひとつなのです。
これまで韓国を旅行されて、ワインの価格を見て驚いた方もたくさんおられるのではないかと思います。

なぜ韓国のワインがこんなに高いのかというと、韓国の輸入ワインには、関税、酒税、付加価値税、そしてなぜか教育税と、いくつもの税金がかけられています。
これによって韓国ではワインの値段の60%近くが税金となってしまい(諸外国では、およそ10%)、韓国ではワインがすごく高いのです。
ただ、国と国の経済協定の関係で、チリワインだけは比較的安く購入することができます。


さて、そんな韓国へどんな営業をするのか。

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ワイン通信・ブルゴーニュの村から

仲田晃司

フランスはブルゴーニュのジュブレ・シャンベルタン村でワイナリーを経営する日本人醸造家・仲田晃司さんはじめての連載。仲田さんのワインのラベルには「天・地・人」という文字がきざまれています。2003年5月、在りし日のアンリ・ジャイエ翁より...もっと読む

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