第2回 決算書で見るべきものは「3つ」だけ(2)

決算書で見るべきたった3つのポイント、最後のひとつは「総資本」です。
また、経営分析の出発点となる「資本利益率」についても併せて解説します。

PHPビジネス新書ビジュアル『「60分」図解トレーニング 経営分析』から一部抜粋して掲載します。

◆財産と借金の状況を把握する

 損益計算書が一定期間(1年間など)の経営成績を示すのに対し、貸借対照表(「たいしゃくたいしょうひょう」と読みます。「ちんしゃく」と間違って読む人が多いので注意)は、一定時点の会社の財産と借金の状況を示します。

 損益計算書が一定期間であるのに対し、貸借対照表のほうは一定時点(決算日)の状況を示すことに大きな特徴があります。時間を決算日で止めて、その時点で財産がどのくらいあるか、借金がどのくらいあるかを示すのが貸借対照表なのです。

 会社が財産をもつのは、その財産を活用し、売上や利益をあげるためですから、会社のもつ財産は「投資額」でもあります。その投資額の合計が、3つ目の着眼点「総資本」です。

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図解トレーニング「経営分析」

石島洋一

経営分析の方法をすぐに知って、会社の収益性や安全性を把握してみたい……。 そんな願いを叶えるのが、PHPビジネス新書ビジュアル『「60分」図解トレーニング 経営分析』です。 スキマ時間で学べるようポイントを絞りに絞り、「こんなに簡単な...もっと読む

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