石島洋一
第1回 決算書で見るべきものは「3つ」だけ(1)
「経営分析の方法をすぐに知って、会社の収益性や安全性を把握してみたい」
「ビジネスパーソンとして必須と言われる決算者の仕組みくらいは知っておきたい」
そんな方は必見! 決算書がするする読めるようになるポイントを、絞りに絞って解説します。
PHPビジネス新書ビジュアル『「60分」図解トレーニング 経営分析』から一部抜粋して掲載します。
決算書のどこを見ればいいのか?
決算書を見てみると、そこにあるのは単語(勘定科目)と数字です。
どう考えてもおもしろいはずはありません。知らない外国語を見ているようなものです。
しかし、PHPビジネス新書ビジュアル『「60分」図解トレーニング 経営分析』を読破したら、大まかながらも決算書を読めるようになるはずです。本連載では、そのエッセンスをご紹介します。
決算書を読めるようになるためには、1つの約束事があります。
それは、「やる以上はトコトン全部を理解しよう、などと思わないこと」。
重要ポイントに絞って決算書を理解すればよいのです。
それ以上のことは次のステップで考え、ここでは基本的な経営分析を学ぶことにしましょう。
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この連載について
石島洋一
経営分析の方法をすぐに知って、会社の収益性や安全性を把握してみたい……。 そんな願いを叶えるのが、PHPビジネス新書ビジュアル『「60分」図解トレーニング 経営分析』です。 スキマ時間で学べるようポイントを絞りに絞り、「こんなに簡単な...もっと読む
著者プロフィール
1948年神奈川県秦野市出身。一橋大学経済学部卒業。民間企業、東京都商工指導所、会計事務所勤務を経て、会計士事務所設立。公認会計士・税理士・中小企業診断士。現職は後継者の次男慎二郎氏(公認会計士)とともに経営する石島公認会計士事務所所長。中小企業の経営・経理を指導する他、ユーモアを交えた研修会講師としての評価も高い。
著書は、60万部を超えるベストセラー『決算書がおもしろいほどわかる本』(PHP文庫)ほか多数。『クロネコヤマト「感動する企業」の秘密』(PHPビジネス新書)は、会計人の域を出て、膨大な取材に基づくジャーナリスティックな内容で話題を呼んでいる。