後編】後ろ向きでもやる気は十分!?

文庫化された『年齢学序説』(幻冬舎、2010年単行本出版)の発表によって、その文才を世に知らしめた博多大吉さん。テレビで見る顔とはまた違う博多大吉の文章世界に魅せられ、数多くのオファーが寄せられたにも関わらず、本業の多忙化、プロレス界との蜜月、ついつい手を出すモンハンなどのせいで、その遅筆さに拍車がかかり、新たな作品は無理かと思われた2014年。ついにcakesで、後ろ向きすぎる芸人、博多大吉さんの本能が目覚めました。新たな連載にかける意気込みやいかに。新春インタビュー後編は、いよいよ1月29日にスタートするはずの新連載(タイトル未定!)について、うかがいました。

『成り上がり』的なサクセスストーリー、付録つき?

— 『年齢学序説』は、NHKの書評番組で取り上げられたり、新聞で紹介されたりとても評判はよかったですよね。

博多大吉(以下、大吉) ほめてくれる人は、めちゃくちゃほめてくれるんですよ。それはありがたいというのはありましたけど、あんまり、ね。何回も言いますけど、鵜呑みにはしないんで。鵜と一緒で、飲み込む前に吐き出しますんで、私は。喉まで入れても「どうせ持っていかれるんでしょ」って(笑)。

— チヤホヤされても……

大吉 もちろん信じません。ですから、原稿の依頼や執筆のお話をいろいろ頂いてたんですけど、そういう気持ちだったんで、勘弁してくださいと。でもですね、ちょっと目を離したら若手が本出したりしてるんで、待て待てと(笑)。ちょっと待てと。おまえら何出してんだと。こちらは4年間、溜めましたんで。

— ネタはもう、十二分に。

大吉 はい、大丈夫だと思いますよ(笑)。大丈夫です、やるときはやるんです。

— おお。cakesで芸人さんが連載をもたれるのは初めてということですが、意気込みなどお聞かせいただけますか?

大吉 あのー……ある日、突然マネージャーが、すごいの見つけてきました! って言ってきたのがcakesさんで。僕、あんまりこういうの見たことがなくて正直に言うと知らなかったんですけど、パッと見てみまして。「ああすごいね」って言ったら、「ここですよ! あなたの書く場所はここです!」と。勝手に言い出すんで、「一回座れ」と言ったんですけど(笑)。画期的なシステムということも聞いて、芸人で連載始めるのが初めてになるから、話題になりますよね。でも、だからね、それがちょっとひっかかりますけどね。僕でいいのかなあっていう。

cakes編集部 是非にと思っておりました。

大吉 そうですかねぇ。

— 『年齢学序説』が出た後、「大吉さんの次の本はないんですか」と読者の声がたくさん寄せられたそうですね。満を持しての執筆開始ですが、今回、いったい何を書いていこうとお考えですか?

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じゃない方」から「先生」へ—博多大吉インタビュー

博多大吉

地味、地味と言われて20年。常に控えめ、後ろへ後ろへと下がって行った先に待っていたのは、さんぜんと輝くスポットライトでした……。芸人仲間のみならず、世間一般からも大吉先生と慕われ、いまやバラエティからお料理番組まで引っ張りだこの博多大...もっと読む

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コメント

0mija こういうスタンスいいよなぁ、という意味でも、大吉先生っ!って感じ。 3年以上前 replyretweetfavorite

NEeNoo3 ここの表情とセリフのマッチ具合がいい 約4年前 replyretweetfavorite

show6volta 要チェック☆ 約4年前 replyretweetfavorite

nafizu うひょー☆ 約4年前 replyretweetfavorite