●特別企画
博多大吉「「じゃない方」から「先生」へ——博多大吉インタビュー」
【前編】チヤホヤされてもぜんぜん信用しないスタンス
地味、地味と言われて20年。常に控えめ、後ろへ後ろへと下がって行った先に待っていたのは、さんぜんと輝くスポットライトでした……。芸人仲間のみならず、世間一般からも大吉先生と慕われ、いまやバラエティからお料理番組まで引っ張りだこの博多大吉さん。2010年に出版され、その妄想力と構築力、類まれなる文才を世に知らしめた『年齢学序説』(幻冬舎よしもと文庫)が4年の歳月を経て、1月16日に文庫化されます。さらに、1月末からは、cakesでの新連載もスタート! めでたい尽くしの新春インタビュー前編、まずは『年齢学序説』文庫化について、お話を聞きました。
大槻ケンヂ「小説 FOK46——フォークオーケン46歳」
いつか春の日のどっかの町で
老舗ギターメーカーに自分のためのギターを作ってもらえることになった大槻ケンヂさん。ギターの形や色や、いろいろな希望が浮かびますが、本当にほしいのは「ちょっとだけしゃべるギター」。さびしいときに相手をしてくれる相棒とあてのない弾き語りの旅に出たいのです。そして、いつかそのギターが、自分との思い出を次の持ち主に語るような、そんな日を夢見て、大槻さんは今日もギターを練習します。FOK46、番外編もいよいよ最終回です。
●連載
cakes編集部「ひとを幸せにする本気の”おせっかい”——糸井重里×堀江貴文対談」
【第3回】そりゃあ堀江さん、波風は立つよ。
糸井重里さんと堀江貴文さんの対談、第3回は堀江さんが『ゼロ』(ダイヤモンド社)に書いたヒッチハイクのお話から始まります。『ゼロ』の中で、一番役に立ったのがこのヒッチハイクの話だという糸井さん。独特な視点でその面白さを語ります。
新城カズマ「15×24(イチゴーニイヨン)link one せめて明日まで、と彼女は言った」
パート3.せめて明日まで、と彼女は言った 枯野透[10:20]、渡部亜希穂[10:23]
自殺したがってる同い年の男子生徒のために割ける時間は……、三秒だね。なんでかって? しょうがねーでしょ。当人が死にたがってんだから——とある大晦日、12月31日。高校2年生、徳永準の自殺予告メールがネットに流出しました。友人である笹浦耕は東京のどこかにいる彼を止めようと捜索隊を結成します。そこから始まる15人の24時間の物語。『おすすめ文庫王国2009』でライトノベル部門の堂々1位を獲得した『15×24(イチゴーニイヨン)』シリーズを2巻まで連日更新。読みはじめたら止まれない、ライトノベル史上〈もっとも長い一日〉を味わってみてください。
青山裕企 / 美少女図鑑「彼女写真 in 仙台」
仙台編【第15回】仙台といえばこの人
ご飯を食べた後は仙台城跡へ。二人を出迎えてくれたのは、仙台だけでなく日本中に知られている名将・伊達政宗の騎馬像。「何度見てもかっこいいよね〜」なんて笑う彼女は、やっぱり仙台っ子なんだなと思わされたのでした。
ジョン・ヒロボルタ「雑誌で自分の携帯番号【090-6143-2407】を公開したら」
会田誠展へ行ってきた!【第8回】
自称美術教師の決意を新たにしたジョンさんは、群馬に住む部員(たろおみボルタ、すずきゅうボルタ)を引き連れて、六本木の森美術館で開催されていた会田誠展『天才でごめんなさい』に向かいました。その後、サイゼリヤ童貞の彼らにミラノ風ドリアなどをふるまいます。さて、ご感想は? ごく普通の会社員であるジョン・ヒロボルタさんが血迷って携帯番号を誌面に載せたところから始まる、アメイジング・ドキュメンタリー!『TVBros.』で連載中の超異色連載が、水・土更新で一挙再掲載です。
●ショート・ショートケイクス
みなさまこんにちは、編集Rです。もしかして新年一発目でしょうか。明けましておめでとうございます。最後にショート・ショートケイクスに登場したのは2013年12月27日……。もう半月も経ったのか……。この半月の間、実はcakesでは、静かな変化が起きていました。
賢明なケイクス読者の方にはすでに気づいていらっしゃる方もいらしたかもしれません。cakesのコンテンツに、ある“ジャンル”が増加していたことに……。
そのジャンルとは……
そう、ボーイズラブ。
男同士の恋愛を主題にした、アレです。
この記事とか……
岡田育「ハジの多い人生」
【第30回】わたしが貴腐人になっても 覚醒編
この記事とか……
海猫沢めろん「マンガは読書に入りますか?」
BLマンガの秘境 vol.1 エロゲ好き男性作家がボーイズラブを読み始めた理由
このイベントとか……
二村ヒトシ×金田淳子×岡田育「これからのやおい穴の話をしよう」
これ以外にも、「ボーイズラブ」でcakes内の検索をすると、なんと7件もの記事がヒットするという驚きの事実。
さらに、「これからのやおい穴の話をしよう」は、増席につぐ増席を重ねたにもかかわらず、満員御礼でキツキツ……と、嬉しい悲鳴を上げたい状況なのです。社内での本棚にひっそりとBLのマンガを置いたり、隣の人の机にこっそりと置いたりしてきた甲斐があったかは不明なのですが、とにかく、いまcakesで一番アツいジャンルは「ボーイズラブ」といっても過言ではないのではないでしょうか。
現に、先にご紹介した「【第30回】わたしが貴腐人になっても 覚醒編」の著者である岡田育さんも、先日の打ち合わせで「やっぱり、cakesは腐女子コンテンツを柱にしていくべきだと思う」と、力強いお言葉をくださったところです。
昨年末に更新された特別コンテンツ「2013年版cakesアクセスランキング 総まとめ」では去年話題になった記事を、「インタビュー」や「ビジネス」といたジャンルごとにご紹介した内容でしたが、もし2014年度版アクセスランキングをまとめる際には、必ずや「ボーイズラブ」が1ジャンルとして君臨していることでしょう。そのビッグウェーブに乗り遅れないように、まだBLを読んだことがない、という方には、ぜひとも、まずはcakesの記事から、「腐」への一歩を歩んでいただければと思います。
さらに、「やおい穴」イベントも、満員御礼ではありますが、少しでも多くの方に楽しんでいただけるよう、ニコニコ生放送「ゲンロンカフェチャンネル」での無料中継が決定いたしました!
http://ch.nicovideo.jp/genron-cafe
残念ながらチケットがとれなかったという方、地方の方、そして「いまイベントを知った」という方、 よかったらぜひこちらの中継をご利用ください!
みなさまの2014年がめくるめくBLイヤーになるよう、心よりお祈りしております。
(編集R)