創造力をどう伸ばす?(前編) IT時代の教育とは? 【第9回】

教育の現場で耳にすることが多いのが、「子どもの創造力を伸ばす」などという言葉。でも、「創造力」などというものは本当に養えるものなのでしょうか? 松井さんはその問いに対して「養える」と断言します。しかし、創造力を養い、育むためには、そのためのマインドセットが必要なのです。それは一体どんなものなのか。そもそも「創造力」とは何なのかから考えていきます。

「創造力」って、いったい養えるものなんでしょうか?

 養える。僕はそう思っています。創造力というのは、僕らの誰しもの中に眠っています。でも、ある人はそれを容易に引き出せるのに、ある人はどうにも引き出せないのです。  今回は創造力とは何なのか? どうしたら創造力を引き出し、伸ばすことが出来るのかを前編と後編に分けて考えてみましょう。

創造することは「表現」すること
 創造って、別になにか変ったことなんかではなく「表現」のひとつの形態です。自分の中に湧き出してくるモノをカタチにすること。それが「創造」と呼ばれる行為です。絵を描く、文章を書く、作曲する、ビジネスを創る、デザインを生み出す……人によって表現の方法や生み出されてくるモノは違いますが、これらはどれも「創造」であり、「表現」なのです。

 表現や創造という行為に必要なプロセスをまとめてみると、こんな感じでしょうか?

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IT時代の未来〜それはユートピアかディストピアか?

松井博

現在、IT革命によって世の中の仕組みが急速に変わりつつあります。産業、政治、就労、コミュニケーション…… 影響を受けない分野はありません。未来はどうなっていくのか、こうした時代が私たちにどんな選択を迫ってくるのか、元アップル管理職の松...もっと読む

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Singulith 「自分の中に湧き出してくるモノをカタチにすること。それが「創造」と呼ばれる行為です。 絵を描く、文章を書く、作曲する、ビジネスを創る、デザインを生み出す 〜これらはどれも「創造」であり、「表現」なのです。 」  https://t.co/pXCC2FL8lB 4年以上前 replyretweetfavorite

Singulith 「出し惜しみはしない。自分のなかを空っぽにするつもりでアイデアを出し切り、精一杯のものを形にしてみる。「今回はここまで」なんて自分自身で制約を設けると、自分の限界を越えられなくなってしまうのです。」 https://t.co/pXCC2FL8lB 4年以上前 replyretweetfavorite

t_mokuren これは面白い!私やうちの娘みたいな、妙なものを思い付きで作っては壊してる人にとっては無意識でやってることで、言語化出来なかったけど、創造性って習慣、身に付けられるもの、なんだなあと!だから誰でもその気になれば学べる^_^ https://t.co/FfgC9Wno4q 5年弱前 replyretweetfavorite

ko_kishi 無料ぢゃなくても必読。あるがままを体験して、バランスと流れを感じて、客観視。とてもシックリ来る話。刺さりマスた。>> 5年弱前 replyretweetfavorite