第20回】「日本の教育ではわが子の人生が危うい!」急増する大学からの海外留学を目指す親子たち

日本の大学ではなく、学部から海外を目指そうという親や子供たちが静かに確実に増加しているのではないかと痛感させられる出来事があった。先日、この連載でも紹介した斎藤淳エール大元准教授が主宰するグローバル進学塾、斎藤塾JPREPで講演してきた時のことである。


エール大学HPより

エール大元教授が主宰する留学塾が大盛況!

日本の大学ではなく、学部から海外を目指そうという親や子供たちが静かに確実に増加しているのではないかと痛感させられる出来事があった。先日、この連載でも紹介した斎藤淳エール大元准教授が主宰するグローバル進学塾、斎藤塾JPREPで講演してきた時のことである。

斎藤塾は開校以来倍々ゲームで学生を増やし、今までの教室が手狭だったため、このたびめでたく大きな新教室に引っ越した。そのこけら落としの講演会であった。これが大きくなった教室でも立ち見が出るほど超満員で懇親会の最後まで熱心な方たちが残って大変な盛り上がりだったのだ。

講演の日時が日曜の夕方という、サザエさんタイムで、人が集まりにくい時間帯であったのにである。私が話した「海外留学のススメ」には最初から共感してくれている方々が、自分たちの思いを確認するために講演会に来てくれていたようだ。

来てくれた方々は、大別すると、親御さんだけ、親子で、高校生たちが自分の意志で、グローバル思考の若手社会人も自分の意志で、という感じだった。明らかに親や学生自身の将来への危機感が強まっているのではないか?と思った。

世界の変化や海外の教育についての情報は断片的とはいえ日本には入ってきている。まず感度のいい親御さんたちが「日本の教育だけを受けさせていてはまずいのでは?」と思い始めているようだ。小中学生たちは親の影響で一緒に聞きに来ていた様子もあるが、帰国子女も多く、帰国後の日本の教育にギャップを感じているようでもあった。

中高一貫のいわゆる受験名門校の高校生たちは自分の意志で来ていた。彼らくらいになるとネットでいろんな情報を集め、自分たちが受けたい教育は日本にはないと思い始めている。

若手社会人は英語を学んで社内でグローバルなキャリアアップやいずれ会社を離れグローバルに起業することを計画しているようだった。

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes・note会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

現代ビジネス

この連載について

初回を読む
田村耕太郎「シンガポール発 ASEAN6億人市場が世界を動かす!」

田村耕太郎

世界最高の高等教育を誇るアメリカをはじめ、シンガポール、インド、中国、ヨーロッパ、そして日本は、グローバルで戦うために、いかに「知」を鍛えているのか。各界で国際的に活躍する人材は、どうやって自分を磨いているのか。各国の名門校で学び、世...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

Tweetがありません