第9回】インプラントに騙されない(正しい治療法~その1)

医学的な根拠があるインプラント治療であれば、大きなトラブルに遭うリスクは低い。いいかげんな医者に振り回されないよう、正しい治療法、各術式の客観的な評価を知っておきたい。

 東京歯科大学は8年前に「口腔インプラント学講座」を開設して以来、毎年800~1000本近いインプラント治療を行ってきた。重篤なトラブルは1件もない。

 重大なトラブルがないのは、「歯医者として無理をしない」という治療方針によるところが大きいと矢島安朝教授は明かす。

 例えば、骨が薄い患者の場合、ギリギリの長さのインプラントではなく、短いものを埋入する。短いと脱落することはあるかもしれないが、やり直しはできる。無理に長くて太いインプラントを埋入すれば、顔面まひや上顎洞炎などの重大な医療トラブルを引き起こしかねない。

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