心の拠りどころはどこに? IT時代の教育とは? 【第6回】

スカイプといえば、英会話レッスンやビデオ会議を考えがち。しかし、スカイプが適しているのはレッスンでも会議でもありません。ズバリ、悩み相談なのです。その理由とは?

 ミハエラ・グレースさんは、英語、スペイン語、ポルトガル語、ルーマニア語、そして日本語の5カ国語が堪能なルーマニア人の女性です。長野県長野市内に居を構える彼女は、同市内で語学教室を営んでいます。0歳児からOK(!)のファミリーレッスンから受験を控えた中高生、さらにはビジネスマンまでと幅広い年齢層を対象に、個人レッスンやグループ形式で主に英語を教えています。もうすでに20年間語学を教えており、そのうちの15年間が日本での経験です。日本語も非常に堪能で 、私がインタビューした時にも大半を日本語で喋りましたが、教養のある日本人と全く変わらないレベルの日本語会話力には、本当に驚かされました。

 そんな彼女は、去年からスカイプを利用して英会話を教え始めたのです。テーブルの上にiPadを置けば、彼女側の準備は完了です。スカイプ・レッスンの利点を尋ねると、「私も生徒さんも、場所を問わずにレッスンができるのは、本当にありがたいですね。以前は生徒さんが出張か何かでレッスンをお休みすると、そこからやる気が落ちてしまって、足が遠のいてしまうことが結構あったんです。でも、スカイプ・レッスンを取り入れてから、そういうことがめっきりなくなったわ。」とスカイプ・レッスンならではの利点を教えてくれました。現在は徐々にスカイプ・レッスンが増えており、スカイプと従来の対面レッスンの比率は、およそ50/50だということ。また一度に沢山の時間が捻出できない人でも、レッスンを小分けできるなど、オンラインならではの柔軟性の高さはいい意味で驚かされてる、と続けました。現在はスカイプ・レッスンのみの生徒もかなりいて、首都圏や近畿方面に住んでいる生徒さんもいるとのこと。

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IT時代の未来〜それはユートピアかディストピアか?

松井博

現在、IT革命によって世の中の仕組みが急速に変わりつつあります。産業、政治、就労、コミュニケーション…… 影響を受けない分野はありません。未来はどうなっていくのか、こうした時代が私たちにどんな選択を迫ってくるのか、元アップル管理職の松...もっと読む

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コメント

anthony_24 人に話を聞いてもらうって悩んだり挫折したりしたとき必要だと思う。教育だけでなくカウンセリング的なサービスってこれから需要があるのでは。 4年以上前 replyretweetfavorite

minoru_ohashi 松井博さん @Matsuhiro の文章が、非常に興味深い。僕らのビジネスを、グググッと後押ししてくれてます。 「スカイプが適しているのはレッスンでも会議でもありません。ズバリ、悩み相談なのです」 https://t.co/JKqMvUf6mg (全文閲覧は有料) 4年以上前 replyretweetfavorite

Singulith スカイプ相談のプラットフォーム、ってもうあるかな?  >「スカイプ相談、もうすでにかなり存在しています。キャリアから子育て、あるいは法律や税金対策など、相談内容はさまざまですが、みんな自分の持ち味を生かして、上手にビジネスに繋げ」  https://t.co/tltIuTvH68 4年以上前 replyretweetfavorite

sanukimichiru ネットの強み 、スカイプ英語教室、転じてときに悩み相談。 5年弱前 replyretweetfavorite